2013年2月9日土曜日

王宮のささやき/ParastGefluster

王宮のささやき/ParastGefluster

王宮のささやき /ParastGefluster

プレイ人数:3-5人
プレイ時間:45分程度

時間調整可能

王宮内で広がる不穏な転覆運動。
王に見つからないように作戦を遂行していきましょう。
11月9日に完全日本語版が登場するそうです。





各プレイヤーは6枚ずつ職業カードを持ってスタート
この手札を早く使い切ることを目的とします。
ターンが来たらカードを一枚自分の前に置くことができますが、
既に置かれている職業のカードは出すことができません。
職業には6種類があり、それぞれ効果は次の通りです。

財務官・・・出したプレイヤーが残りの手札を全て公開する
魔法使い・・・他の誰か一人を選び、同じ枚数の手札を交換する
女官・・・手札を1枚捨て、山札から1枚引く
給仕・・・任意の2人の出しているカードを交換する
衛兵・・・自分が出しているカードを1枚手札に戻す
道化・・・特になし。ただし、王のカードが道化を表している場合は場に出せない。
元帥・・・王のカードを1枚めくる。王のカードには職業の名前が書いてあり、
カードがめくられている間、その職業は特殊効果を発揮できない。


誰かがカードを出せなくなるか、カードを出し切ったらラウンド終了、
出せなくなった場合は、その人以外全員が出せた場合は、出せた人が
1点を得て、誰かが6点取るまで続けます。







点数を変えれば早く終わるので、時間調整をしたい時に持ってこいのゲーム。
1ラウンドは10分もせず終わります。

全てのカードの効果が嫌らしく、誰かをハメたりハメ返したりを繰り返すことになるので、
分かってる仲間同士で遊びましょう。
点差が付きにくいゲームシステムであること、
任意に攻撃するプレイヤーを選ぶことができることから、
追いつき追い越しがあり、通常ルールで遊ぶとそれなりに時間はかかります。

パズルちっくにカードを操作して出して行くので、
出し切った時は非常に気持ちいいですが、この条件で終わることは少なく、
しかも1点しかもらえないため、ゲーム全体を通して差がつきづらいという欠点も。

あと、カードの効果が描いてある絵だけだと少し分かりづらいかな、とも思いました。
実際お手軽ゲームなので、これら欠点はほとんど気になりませんが。

【2013.10.19追記】
完全日本語版が11月9日発売となるようです。
カードに秋津たいらさんによるイラストが足されているらしく、ゲームの新たな世界観に期待です。

楽天で“王宮のささやき”を検索する

王宮のささやき王宮のささやき

cosaic 2013-11-30
売り上げランキング : 3402

Amazonで詳しく見る by G-Tools
ボードゲームショップリンクへ


ボードゲーム記事一覧へ戻る