ナビゲーター/Navigador
プレイ人数:2~5人
プレイ時間:90分程度
ポルトガルを出発して、危険な航海に立ち向かいながら
植民地を手に入れ長崎を目指す、大航海ゲーム。
ポルトガルに船を置いて、ゲームスタート。
アクションの選択は円盤状のマスを用います。
リングの上には
・市場 植民地の商品を売却する、または加工品を売却する
・造船 船を造る、船工場があれば安く船を造ることができる。
・建設 船の工場や加工品の工場、神殿などを建築することができる
・航海 船を進めることができる
・労働者 特権の獲得や、建設、植民地の獲得などに必要な労働者を雇える。
・植民地 市場で商品を売却することができる
・特権 ゲーム終了時のボーナス点を増やす。
のアクションがあり、毎ターン、リングの上を1~3移動することによってアクションを選択していきます。
基本的には船を造って長崎を目指していくのですが、
船は未踏地域に到達すると必ず沈んでしまうため、
植民地や工場でうまくお金を稼いで船を造って何度もポルトガルから再出発する必要があります。
特権によるボーナス点獲得には、
植民地の数、工場の数、未踏の地への到達回数、船工場の数、神殿の数
などがあるため、様々な方法で勝利点を稼いでいくことができます。
箱を開けるとまずその横に広い壮大なマップと素敵なアートワークに心を奪われ、
未踏地域の存在や、最終目的地である長崎の存在などに胸が弾みましたが、
一方で盤面に描かれている要素の多さに、ちょっと抵抗。
ただ、その要素の多さとは対照的に、それぞれのアクションの内容はわかりやすくシンプルで、
目標さえできてしまえばゲームはかなりスムーズに進むため、
ドッと疲れがでるようなプレイ感はなく
むしろ予想外の展開の早さに、気づいたら終わっていて、
すぐにもう一度遊びたくなるタイプのゲーム。
意外と重いゲームの導入も向いているかもしれません。
型にハマった戦略でなく、
自分の好きなように得点を稼いでいくことができる自由度の高いゲームでありつつも、
市場の物の価値の決定などで他者との絡みが大きく存在するため、ソロプレイ感もなく楽しめました。
ナビゲーター Navegador [並行輸入品] Rio Grande Games 売り上げランキング : 47758 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
ボードゲーム記事一覧へ戻る