2015年7月5日日曜日

パトリツィア/Patrizier


パトリツィア/Patrizier


パトリツィア/Patrizier


プレイ人数:2-5人
プレイ時間:45分程度
デザイナー:  ミヒャエル・シャハト


重なり合うシステムはまるで重厚な建築物

ルール概要


・9箇所ある都市に建築を行っていく
各街2箇所ある建設予定地には、駒が何個まで置けるか描いてある

・手札からカードを出すと、対応する色の街の建設予定地に駒が置ける
その後、その街に表向きに置かれているカードを引ける

・使ったカードはゲーム終了時まで自分の前に置いておく
人物の描かれているカードは3枚ごとに得点となる

・街にそれ以上駒が置けなくなったら得点計算
多く置いていた人、同点であれば、高い塔において相手より上においていた人が得点
2位まで点がもらえる。

・カードが補充できなくなった後、全員が手札を使い切ったらゲーム終了

感想と評価




総合評価 8/10
メンバー依存度 2/5
運要素 1/5

超絶システマチックなシャハトのゲーム。ルール説明を聞くと思わず感動の言葉がこぼれちゃう。
コマ配置、カード取得、セットコレクション、それぞれがあまりに絡み合い過ぎて1回カードプレイをすると3回くらいの行動をしている気分になります

プレイヤーが置く事ができる駒の数は、ゲームで使うカードの数と一緒。
他のプレイヤーのカード補充は全部見えているので、
終盤になれば、誰がどこに置く運命か見えてきてしまう。
僕は覚えるの苦手なので、結構ふわふわしちゃうけど。

でも場のカードや駒を数えていけば、ある程度の予測は付けられるし、
他のプレイヤーとの駆け引きどころが、いつで、どの場所なのかも分かりやすい。

僕にとっては苦手な、超戦略的なゲームだけれど、
自分にもちゃんと先が見えてるんだぜ、と思いながら戦えるから、面白く感じたのかも。
もちろん負けてばかりだけどね!

絵も綺麗だし、木の駒が積みあがっていくのも素敵だし、
ボードゲーム遊んだぜ!って思いで満たされた作品でした。

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