2015年6月28日日曜日

交易王/Handelsfürsten


交易王/Handelsfürsten


交易王/Handelsfürsten


プレイ人数:2-4人
プレイ時間:20分程度
デザイナー:ライナー・クニツィア


時流を見極め、世界に名だたる交易王となれ


ルール概要

・各プレイヤー2隻の船と、3枚の需要カードを持ってゲームスタート。中央には6枚の需要カードが並べられています。

・2隻の船には需要カードの色に対応した積荷が置いてあり、自分のターンの最初に、まずこれを他の色と交換することができます。

・次に、手札から需要カードを出して、中央の6枚あるどれかに重ねます。出したいカードが無ければ手札を補充します

・今置かれた色の需要カードが場に何枚出ているかを数え、各プレイヤーは同じ色の自分が所有する積荷を
(場に置かれている需要カードの枚数)×(自分の船にある同じ色の積荷の数)得ることができます

・積荷を交換する代わりに、お金を払って特殊カードを購入することもできます

・もっともお金を多く稼いだプレイヤーの勝利です

感想と評価




総合評価 8/10
メンバー依存度 2/5
運要素 3/5


商人や航海が登場する作品ほどワクワクさせてくれる物は無いのです。
例えどんなゲームだって、大航海時代を思わせる名前が付いていたら、
それだけで脳内に、極上の雰囲気を生み出す事ができてしまう程。

この作品は、
カードといくつかの駒、お金チップ(しょぼい)だけの構成ではありますが、
イラストも相まって満足度は意外と高め。貿易マジック!

自分のターンが前後に分かれていて、それぞれで選べるアクションが異なる、という説明がされているので、最初ちょっとだけ取っ付き難いのです。
説明するときは 駒交換→カードプレイ の流れを伝えてから、
補助的なアクションでこんなこともできるよー、と言った方が良いですね。

なので慣れてしまえば、気にする点はたったの2つ。
場に置かれてるカードの数と色、自分の船に置いてある積荷の数と色。
これだけ。


ゲーム自体に関しては、序盤から終盤までダレずに楽しめた作品でした。
他のプレイヤーに便乗していきたいけど、自分がカードをプレイするときは他のプレイヤーに得させたくない。考えどころが分かりやすいです。

無駄の無いルールに必要最低限のコンポーネントから、
システマチック過ぎて面白みに欠ける作品かと思っていましたが、
4種類ある特殊カードの効果が結構派手で、最後まで飽きさせない展開なのもお気に入り。
支払った分を回収するのに少し時間がかかるので買うタイミングは難しいですが、
つい色んな戦略を試してみたくなります。

20分ぐらいで終わるので、遊んだ後にすぐ再戦を申込みたくなる。
これはホント名作っす。

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2 件のコメント:

  1. おかえりさん、交易王は傑作ですよね。
    今度一緒に遊びましょう!

    返信削除
  2. >>けがわさん
    先日はご一緒させていただき大変楽しかったです!
    またぜひ遊びましょう!

    返信削除