と、まぁここまでは少し目新しい程度のボードゲーム。
ワーカープレイスメントと言っても他人との睨み合いはそれほどなく、ダイスの目に踊らされながら、限られた手数でいかに効率よく資材を集めていくか、そんなゲームに見えます。
でも、ここで登場してくるのが、プレイヤーキャラクター。
なんと、最初に選ばれるプレイヤーキャラクターによって、各プレイヤーは非常に強力な能力を持ってスタートするのです。
どのキャラの能力もあまりに強すぎて、インスト時に説明しながら思わず「えっ?」って言っちゃったほど。
ダイスゲーなのに常に好きな目を出せる、他のプレイヤーがいても無料でアクションができる、北京からゲームをスタートする・・・などなど
今回は無料でアクション使えるマンと、サイコロの目を自由にできるマン、他人が資材を取ると資材手に入るマンでプレイ。
確かに皆強力だけど、それぞれが違った得点の稼ぎ方をできるので、個性を生かせて面白い。
ただ他のプレイヤーが能力を使ってても、面白い!とはならずに、ぐぬぬズルイなって思っちゃうかな。
ただ自分のターンは全面にドヤ顔できて楽しい感じですが、他のプレイヤーのターン中は嫉妬!
運の要素を混ぜつつも、キャラ性能という嵐がすべてのバランスを作っていくゲームなので、バランス作りはなかなか大変だったと思いますが、とりあえず今回は接戦。
バランスについてはまだ分かりませんが、能力を活かしつつもコツコツ稼いでいく、そんなゲームでした。
ラクダにダイスゲームと聞くと、イスファハンを思い出すしますね。
まぁあっちはダイスを取っていくゲームで、こっちはダイスを置いていくゲームなのですが。
エスニック、旅情、交易・・・こういう雰囲気のゲームは大好きです。
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