2013年11月19日火曜日

東海道/Tokaido


東海道/Tokaido

東海道/Tokaido

プレイ人数:2-5人
プレイ時間:45-60分程度


2人で楽しめる, ボードゲームに少し慣れた人へ,

お江戸を目指して五十三次、宿を渡って旅をする




【ルール】
京都を出発して、江戸を目指します。
江戸までは京都を除いて52のマスがあり、
温泉に入ったり、ご飯を食べたり、神社によったりと 様々な経験ができます。

また、道中ではゲーム開始時に配られる人物カードによって、
特殊能力を使うことも可能。

自分のターンが来たら好きなだけコマを進め、止まったマスで何かしらの経験をします。
ゆっくり色々な経験をしても良いし、急いで江戸へ向かうのもOKです。
ただし、ターンが周ってくるのは常に一番遅れを取っているプレイヤーであり、
また関所では必ず全員が揃うまで待たなくてはなりません。
ただ関所に早く着いたプレイヤーは安い料理を先に選ぶことができるという特権も。

江戸についたらゲーム終了。
それまで集めた経験によってボーナスがもらえます。



【評価と感想】

すごろくゲームに似せたセットコレクションゲーム



一見すごろくのように見えますが、
実はキャラクターの個性を活かして効率良くセットを集めるタイプのゲーム。

止まれば止まるほど貰える得点が増えるマス、
お金を払えば払っただけ得点がもらえるマス、
など、得点の入手法はマスによって異なり、
できるだけ同じようなマスにとまると得点が増えていきます。

キャラクターによってゲームの得点方針が大きく変わるので、
いかにゲーム全体の状況とキャラクターを噛み合わせるか、というゲーマー向けの思考も必要とされます。

皆がゆっくり止まりたがる単調な進みになるかなーと思っていたのですが、
関所近辺では食べ物の取り合いによる駆け引きが発生するので、
割とメリハリはあるゲーム。

敷居が低そうに見えて、マスと得点入手の説明をするのが以外と面倒なこと、
そしてゲーマーズゲームにしてはルール全体の複雑さが物足りないこと、
などの欠点も。

ただ旅の雰囲気によって経験を集めていくという楽しさは前面に感じることができるので、
1度は遊んでみてほしいです。

実は僕の住んでいる駅が東海道五十三次の中の1つで、
近くに旧東海道跡地なんかも残っていたり。
自分にとって身近なテーマが登場するとこんなにも嬉しいとは!

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