2013年11月13日水曜日

カルタヘナ/Cartagena


カルタヘナ/Cartagena

カルタヘナ/Cartagena

プレイ人数:2-5人
プレイ時間:45-60分程度


2人で楽しめる, ボードゲームに少し慣れた人へ, 初めて遊ぶのにおすすめ,

牢獄に閉じ込められた海賊たちは、協力して脱獄を図ります。




【ルール】
6種類の絵が描かれたタイルを組み合わせ、1つの通路を作ります。
通路の片方には船が置かれ、もう片方には囚人が捉えられています。
6人いる囚人を、全員船まで送ることができたら勝ちとなります。

各プレイヤーはカードを6枚ずつ持ってスタートし、
スタートプレイヤーから順に、2回ずつ行動をしていきます。

出来る行動は以下の2つ。
―カードを1枚プレイし、カードと同じ絵が描いてある次のマスまで1つの囚人コマを進める。
―囚人コマ1つを選び、誰かの囚人がいるマスまで戻す。その後カードを補充。

つまり、カードを出して進むか、コマを戻してカードを補充するか
のどちらかです。

コマを進める際、進む先のマスに自分のコマが載ってる場合は、
次にその絵が描いてあるマスまで一気に飛ぶことができます。
これを利用して、一気にゴールすることも可能です。

ちなみに、今後の山札や手札がオープンになる上級者向けルールもあります。
個人的には運要素がいい感じの通常ルールのほうが好き。


【評価と感想】

不思議なコマの進め方にハマる



少し暗い雰囲気のゲーム、テーマも囚人の脱獄と重めです。
しかしながらゲーム内容は至ってシンプル。
すごろくベースなシステムなので理解しやすいです。

カード運があるとはいえ、
自分の駒の進め方やカード補充のタイミングはしっかりと図らないと効率的に進むのは難しく、
また一方で計画を練り練りしながら一気に進んでいくのは快感です。


個人的にはカタンやカルカソンヌなどのドイツゲームに触れた後に遊んで欲しいゲーム。

”スゴロクのようなコマを進めていくゲーム” 
という先入観に、そういう進め方もありなんだ!と軽いショックを与えさせてくれたゲームだったので。

ゲームシステムとテーマが更に一致してたらもっと面白かったかなぁとも思いますが、
このシステムをテーマに落としこむのは大変そう。飛び石システム。

最後になりますが早い者勝ちゲームにしては、最後まで決着が分かりにくいのも良いですね。
見た目遅れさせて終盤にブワーッと抜かして勝つのも楽しいですよ。

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