サルの神殿/Affentempleプレイ人数:2-4人 プレイ時間:30分程度 デザイナー: ギュンター・バース |
ルール
サイコロを振って、6つあるサルの像への扉のどれかに移動します。
そして1-3の数字を宣言、その数だけダイヤルを回します。
ダイヤルが丁度噛み合うと、扉が開いてサルの像をゲット。
少ない回数を宣言するほど、高い得点がもらえます。
場には目標カードがあり、基本的には目標カードと同じ色のサルの像を狙っていくのですが、
トラップカードがめくられるとさぁ大変!
全員で順番に好きなダイヤルを回していき、扉が開いてしまったプレイヤーは減点に。
これを繰り返していって、誰かが規定枚数像を取ったらゲーム終了。
感想と評価
総合評価 7/10
メンバー依存度 4/5
運要素 5/5
サル。
目で見ると分かるのですが、ダイヤルを回すと扉が開くシステムは至極単純。
ただダイヤルの下部分とボード部分に凹凸があり、八等分された円形の扉の向きのうち、一方向だけが噛み合うというだけ。
それだけのゲームなのに、
“神殿”というテーマ、
“宣言させる”というルール、
“普段は開くと得点なのに、ある時は失点”という単調ではないゲーム展開、
などがこのゲームの基本部分を、一級品のギミックに仕上げているのです。
また、ただダイヤルを回しているだけだと、通常のダイヤル回しがなかなか開かずに、部分部分でが間延びする!みたいなこともありそうですが、
トラップがめくられると、場のダイヤルを回すスピードが一気に速まるので、
1周に1回は誰かが像をゲットするようなスピーディーな展開が楽しめます。
テーマやルールで雰囲気を高めてくれるので、
不思議と緊張感もあるし、盛り上がる。
子供向けのゲームではありますが、飲みながら、あるいはシラフでも、
大人が十分に楽しめるゲームでありました。
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