ローマ七丘/Die Sieben Hügel Roms
(“古代ローマの新しいゲーム”より)
プレイ人数:2人プレイ時間:20分程度
2人で楽しめる, すぐ終わる
名作バトルラインを感じられる2人用ゲーム。
1-7の黄色カードを真ん中に配置します、これが両者が取り合う旗となります。
両プレイヤーが1-9のカードを持ったらゲームスタート
先攻のプレイヤーから順番に旗の前にカードを置いていきます。
カードを置く際、それぞれの旗について、どちらか一方にのみカードが置かれるときは裏向きに設置します。
旗の前に両者のカードが置かれるときに初めて表向きに返します。
また、カードの数字は加えて置いていくこともでき、これも片側にのみ置かれている場合は裏向きに設置していきます。
これを繰り返し、両者が全てのカードを置ききったら、それぞれの旗カードについてどちらが取るかを判定します。
基本的にはより高い数字を旗の前においたプレイヤーが取りますが、
同点の場合は先攻のプレイヤーが手に入れます。
その後、先攻と後攻を変えて再びゲームを行い、
1回目、2回目、それぞれ取得したカードの合計点によって勝敗を決めます。
じりじりとした読み合いゲーム
トランプでも遊べてしまうほどのシンプルさですが、
裏向きに置かれたカードの存在がゲームに深い読み合いの要素を加えています。
読み合いがメインのゲームなので初回はあっさりと終わってしまいましたが、
相手の戦略や性格が見えてきてからは全くゲームが異なってきて
見えないカードの存在がゲームを我慢比べのような内面をえぐられるキツい戦いに変えていきます。
ゲームの勝敗以外において得られる喜び、があんまり無いのがちょっと微妙です。
使い回しカードなので雰囲気が味わえないのは仕方ないのですが。
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