2015年7月23日木曜日

マルコポーロの足跡/Auf den Spuren von Marco Polo【感想のみ記事】


マルコポーロの足跡/Auf den Spuren von Marco Polo

マルコポーロの足跡/Auf den Spuren von Marco Polo


プレイ人数:2-4人
プレイ時間:人数×30分程度


【感想のみ記事】




俄かに話題になっているマルコポーロの足跡。

基本はダイスを使ったワーカープレイスメントゲーム。
ダイスの出目は行えるアクションの強さに関係してくる一方で、コストとしても絡んでくる。

1番目にダイスを置いたプレイヤーは無料でアクションを使えるけれど、
2番目以降のプレイヤーはコストがかかってしまうのです。
例えば6の目のダイスで交易品を獲得しようとすれば大量に貰える一方、
もし他のプレイヤーにそのアクションを使われていた場合、6金を銀行に支払ってアクションを行わなくてはならない。

で、そんなアクションを通して旅をしたり、資材を集めたり、契約を達成したり。
旅をするとアクションスペースが増えるだけでなく、資材やお金が増える。でもって目的を達成すると勝利点がもらえます。



と、まぁここまでは少し目新しい程度のボードゲーム。
ワーカープレイスメントと言っても他人との睨み合いはそれほどなく、ダイスの目に踊らされながら、限られた手数でいかに効率よく資材を集めていくか、そんなゲームに見えます。

でも、ここで登場してくるのが、プレイヤーキャラクター。
なんと、最初に選ばれるプレイヤーキャラクターによって、各プレイヤーは非常に強力な能力を持ってスタートするのです。

どのキャラの能力もあまりに強すぎて、インスト時に説明しながら思わず「えっ?」って言っちゃったほど。
ダイスゲーなのに常に好きな目を出せる、他のプレイヤーがいても無料でアクションができる、北京からゲームをスタートする・・・などなど

今回は無料でアクション使えるマンと、サイコロの目を自由にできるマン、他人が資材を取ると資材手に入るマンでプレイ。

確かに皆強力だけど、それぞれが違った得点の稼ぎ方をできるので、個性を生かせて面白い。
ただ他のプレイヤーが能力を使ってても、面白い!とはならずに、ぐぬぬズルイなって思っちゃうかな。
ただ自分のターンは全面にドヤ顔できて楽しい感じですが、他のプレイヤーのターン中は嫉妬!

運の要素を混ぜつつも、キャラ性能という嵐がすべてのバランスを作っていくゲームなので、バランス作りはなかなか大変だったと思いますが、とりあえず今回は接戦。
バランスについてはまだ分かりませんが、能力を活かしつつもコツコツ稼いでいく、そんなゲームでした。

ラクダにダイスゲームと聞くと、イスファハンを思い出すしますね。
まぁあっちはダイスを取っていくゲームで、こっちはダイスを置いていくゲームなのですが。
エスニック、旅情、交易・・・こういう雰囲気のゲームは大好きです。

まだ1回しか遊んでないので、早く他のキャラクターも試してみたくてワクワクです。

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