2016年5月1日日曜日

チームプレイ/Team Play

チームプレイ/Team Play


プレイ人数:3-6人
プレイ時間:20-40分


総合評価 8/10
メンバー依存度 5/5
運要素 3/5


ざっくりルール

2人1組のチームに分かれて、隣同士にならないように座ります。
手札を配り、共通のお題カード、各プレイヤーのお題カードをめくってゲームスタート。

カードには赤か青、そして1~8の数字が書かれていて、それらカードを使って、お題カードの組み合わせを達成するのが目的。

ターンが来たら、手札を6枚まで減らして、以下の2つを好きなように行います。
1・自分のチームの相手にカードを2枚まで渡す。
2・場、もしくは山札からカードを2枚引く。

お題を達成したら宣言して手札を見せることで得点が入り、全部で8枚お題を達成したチームがいたらゲーム終了。
最も得点を稼いだチームが勝利になります。

お題カードの中身は、『全部青の奇数』『足して10になる3枚』とかそんな感じで、難しいお題ほど得点が高くなっています。


2人の意思疎通をいかに行うか

ゲーム中は味方とのカードやお題に関する話題は一切禁止。
行動とか表情で相手の求めているカードを察してあげないといけないのです。

序盤こそ相手と自分の持っているカードが分かりませんが、相手の行動を見ることで、どのお題の達成を目指しているのか、どのカードが欲しいのか、なんてのが、少しずつ見えるようになってきます。

上手くパスできた時の“一緒に戦ってる感”がとても楽しくて、
違うそっちじゃないそっちじゃなーい、といった噛み合わない時のやりとりもまた可笑しくて。
チーム戦を盛り上げるルール、本当に良く働いていると思います。

定番ゲームとなってもおかしくない

お題カードアイコンの表現法だけが少し難しいかな?とも思いますが、大体の方がすぐ理解できるレベルのもの。

ルール自体はとてもシンプルで、かつ今までのゲームには無かった“チーム戦”ものということもあり、偶数人数の際の定番ゲームとして重宝しそう。

初見さん同士で遊ぶのももちろん楽しいとは思いますが、互いの事を良く知っている友人同士で遊ぶ時が最も真価を発揮できるゲームだと思います。
こういうゲームはお互いに罵り合ったり素直に褒めたりできるところが、盛り上がりどころだったりしますしね。

まとめ

伝わらないもどかしさや、上手くアシストできたときの喜びの共感、チームプレイならではの面白さがたっぷり詰まった、傑作カードゲーム。
新しいプレイ感を求める方も是非。

TeamplayTeamplay

Schmidt Spiele Gmbh 2015-08-31
売り上げランキング : 104902

Amazonで詳しく見る by G-Tools





ボードゲーム記事一覧へ戻る

0 件のコメント:

コメントを投稿