2016年4月5日火曜日

Castro/カストロ

Castro/カストロ

プレイ人数:2-4人
プレイ時間:20分
デザイナー:ユーゲン・P・グルーノー

総合評価 5/10
メンバー依存度 2/5
運要素 4/5


ざっくりルール

ダイスを使った変則4目並べ。
5×5のフィールドには様々な役が描かれていて、ダイスを振ってその役を出すことでその上に自分のコマを置ける様になる。
既に置かれているコマがあれば、その上に載せてしまっても構わない。

振り直しは4回まで。いくつ確定させても良いし、一度確定させたダイスをまた振っても良い。
ただ、振り直しを多くすると高さに制限がかかる。通常5段まで高さはあるのだけれど、振りなおす度に1段ずつ置いて良い高さが減っていく。

終了条件は以下の3つ
1・自分のコマが縦・横・斜めのいずれかで4つ並ぶ
2・ヤッチーマス(5つ同じ目で置ける)を3つ制覇する
3・15ラウンド経っても終わらなければ、各マスにある一番上のコマが得点となり、多く得点した方が勝ちとなる
1段目1点、2段目2点、以下5段目まで。

可愛らしいデザインが印象的

コマの形状と盤面のデザインがとってもキュート。
それぞれの役を表すイラストも、なんだかスタイリッシュです。

やっぱりこういうゲームかぁ


自分とダイスゲーの相性が悪いのかもしれないけれど、
この手の確定&振り直しスタイルは、各ターンの目標設定とそのための行動がワンパターンになりがちであんまり好きではないのです。
あの目標を達成するためには…、と色々考えても、目的が最終的にダイスで○○の目を出す事に変換されてしまうのがなんだかなぁと。


振り直しによってかかる高さ制限は、ゲーム展開にちょっとした波乱を巻き起こしてくれるかなぁとも期待していたのだけど、フィールドが広いので、そこまでこのルールが利いて来ることもなく。

でもって、なんだかんだ毎回4-5回ダイスを振る事になるので、結構気持ち的にはダレてきちゃう。

手軽に遊べるダイスゲームという括りの中では、求められている点をきっちり満たしているのだけど、その枠の中に綺麗に収まり過ぎちゃってる感じでした。

まとめ

悪くない作品だけど、

4目並べ的な面白さを求めるなら、そこに運要素を盛り込むのではなく、インシュみたいに変わった置き方を提案された方が僕は好きみたい。

ダイスゲーとしての面白さを求めるなら、軽さ的に波乱と笑いを求めてしまうかな。
ちょっと中途半端な立ち位置でした。

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