ピッグパイル/PiG PiLEプレイ人数:3-6人 プレイ時間:30分程度 デザイナー: リチャード・ボーグ |
ルール
・自分の前に3枚の裏向きのカードをセット。6枚ある手札から、3枚を選んでその上に表向きに置きます
・もし出せなければ場にあるカードを全て手札に。
・山札が無くなったら本番スタート!手札を無くしたら、表向きの3枚のカードを出していきます。そしてそれも全てだしたら残りは裏向きのカードで勝負!
・手札をなくしたプレイヤーが勝利、1位が3点、2位が2点、以下ビリ以外1点を獲得。コレを大体4-8ラウンドほど。
感想と評価
総合評価 6/10
メンバー依存度 5/5
運要素 4/5
作者のリチャード・ボーグ氏、BGGで検索してみると評価の高いウォーゲームを多く作られている方の様。
その中に燦然と輝くアホらしいパッケージ。どうしたんだろうリチャードさん、疲れてたのかな。
説明を聞くととにかく「く、くだらねぇ~」と叫びたくなりますが、実のところ良いクソゲーってやつです。
大富豪に近いルールなのですが、大きく違うところが2つ。
・山札が尽きるまでは手札が3枚以下にならない
どんなにカードを出して、自分の番が周ってきても手札は3枚より減りません。
一応最後に向けての準備期間なのでしょうが、
出せないと手札が3枚より多くなってしまうので、結局強いカードはあまり残せないです。
なので、ゲームの半分は壮絶なる茶番感に溢れてます。
・最後は完全運ゲー
山札が尽きたら、いよいよ手札を無くすチャンス!手札の補充がなくなります。
手札と予めセットされたカードを場に出せたら、チャンスタイム!自分の番の度に裏向きにカードを出していくのです。
つまり完全なる運任せ!
・・・と散々ディスりましたが、これが決まると実に気持ち良いです。
外してもあまりの馬鹿らしさに笑えてしまうので、本当に良い要素。
買いたいか?と聞かれたら微妙ですが、遊びたいか?と聞かれたら笑いながらやっちゃうかも、って感じのゲームだなぁと。
ちなみに、ゲーム中に出てくるhog wash とは“くだらない”と“豚さんのお掃除”のダブルミーニングっぽいです。そういうところはセンスフル。
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