ピニャピラータ/Piña Pirataプレイ人数2-6人 プレイ時間:30分程度 デザイナー:Donald X. Vaccarino |
目まぐるしく変わる海を乗り越えられるか
【ルール】
場に出ているカードと同じ絵柄(動物)を持ったカードを出すか、カードを1枚引くかして、
手札を早く無くしたプレイヤーが出たらラウンド終了。
手札を無くしたプレイヤーは1勝利点を手に入れ、4点集めたらそのプレイヤーが勝利してゲーム終了です。
基本ルールはそれだけ。
そして追加ルールとして、場にはルールタイルが2枚置かれていて、基本ルールに追加して特殊ルールが足されていきます。
ラウンドが終わるごとに増えていくので、ルールは複雑化する一方。
『手札が全部ウサギになったら勝利』
『カメとワニは同じ動物と見なす』
『オウムを出したら、カードを1枚山札に戻せる』
などなど多種多様なルールがあり、場を盛り上げてくれます。
【感想と評価】
ルール説明が一瞬で終わり、それなりに盛り上がる、かつ無限に遊べる、という点だけ見ると凄く良いゲーム。
新しいルールが増えていって脳がこんがらがるのも楽しいし、ちょっとしたコンボみたいなのを決めるのも楽しい。
10種類いる動物も、個性豊かで面白いです。
ルールによっては1種類の動物が異常に目立つこともあって、キャラ立ちしやすいので、遊べば遊ぶほどに愛着が湧いて来るゲーム。
ちなみにプレイ人数に寄っては、基本ルールの4枚先取は長過ぎるかなぁと、個人的には感じました。
4枚集めないと勝利タイルが綺麗な形にならないのでコンセプトは崩壊してしまいますが人数によって3枚か2枚先取に変えた方が良いと思います。
慣れてきたらルール3枚置いて1ラウンドだけ遊んで止めにするのも、良かったです。
また、遊び辛さは目立ちます。
ルールの量と文字サイズ的に慣れるまで時間がかかるのに加えて、動物の絵柄が見辛くて遊び辛いので、通常ルール通りしっかり遊ぼうとすると、遊びやすさ的には底辺ランクかも。
お手軽ゲームを尖らせて遊んでみたい方は是非、といった感じでしょうか。
【以下追記】
上記は3回くらい遊んだ感想だったのですが、更にその後複数回遊んでみた際、これは他人には薦めちゃアカン奴だなーという感じがちらほら。
ちゃんとゲームになって、面白い組み合わせ、というのもあるのだけれど、
いくつかのルールカードが出た瞬間に、ゲームそのものが完全に崩壊してしまったパターンがありました。
何度か遊んだことがある人がいれば、予めカードを除外しておいたり、その場その場で上手くルール調整できたりするのかもしれませんが、このゲーム単体という意味では、ちょっとダメなゲームという感じですね。
面白い時もあるので、今後も遊ぶとは思うのですが、買う場合はちょっと要注意です。
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