ピクトマニア/Pictomaniaプレイ人数3-6人 プレイ時間:25-45分程度 |
描き分けに的を絞ったお絵かきゲーム
【ルール】
7つのお題が書かれたカードが6枚並べられ全員が確認した後、お題を決める数字と記号カードが配られ、1つだけが各プレイヤーのお題になります。
全員がお題を確認したら、絵を描き始めます。
この時、同時に他のプレイヤーが何を描いているのかを数字カードを置いて当てていきます。
1枚のカードに書かれたお題は、全て微妙に似ていて描き分けがし辛い物なのが最大の特色
(例:ひまわり・ゆり・チューリップ、等の花シリーズ きびきび歩く、散歩、ふらふら歩く 等の動作シリーズ)
当てたら当然得点、そして当てた順番が早いほどボーナス点がもらえます。
そして早く描き終え、当て終えをするとボーナス点!(ただ予想を外しているとマイナス点になることも)
ただし当ててもらえないと減点もあるので注意です。
5ラウンドで最も多く得点を手にしたプレイヤーの勝ちです
【レビュー】
いや、これはホント面白いです。
お絵かきゲームは色々遊んだし、お腹いっぱいかなぁとも思っていたのですが、描き分けという一点を大きく際立たせたこのゲームは、微妙なニュアンスの伝え方が他のゲームとは異なっていて、相手の意図の読み取り、そして終わった後の感想合戦が非常に面白い。
一般にお絵かきゲームは、絵の上手い下手がゲームを盛り上がらせるスパイスになることは多いです。
でもこのゲームの良い所は、“細かい違いの伝え合い”いう他の人と感性の差を増幅させるその仕掛け。驚きと納得がゲームの大きな起爆になっていて、絵の上手下手という点とは違うところでもしっかりと楽しませてくれる、味なゲームです。
もう一つ素敵なところは、全員がお題カードを眺めまいながらプレイするという点。
所有者にありがちな、「あれ、こんな感じのお題、前見たことある気がする・・・」っていう残念な感じもなく、“知っている言葉・知らない言葉”の判別も簡単、と良い事づくめ。
文字通り無限に遊べてしまうのが、素晴らしいです。
欠点としてはリアルタイムゲーであり、処理能力の早さがもろに出てしまうこと。(後多少の視力の差も)
一応、ボーナス点と順位点を抜かせば、絵を描く時間、と当てる時間、を別にして遊べる事には遊べます。描き分けの醍醐味は味わえるので、ちょっとゲームにならないかなと思う時は一度お試しを。
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