2014年4月23日水曜日

ヴァルドラ/Valdora


ヴァルドラ/Valdora

ヴァルドラ/Valdora


プレイ人数:2-6人
プレイ時間:90分程度


2人で楽しめる, ボードゲームに少し慣れた人へ, 目で楽しめる,


宝石降る谷の街で、目指すは名家の愛顧




【ルール要約】
・毎ターン移動とアクションを行う。移動では街を越えない限りどこへでも、アクションでは宝石を拾ったりお金を稼いだり、街で買い物をしたりできる。

・街では、宝石運びの依頼書や運ぶための装備を整えることができる。

・装備がある状態で宝石のある場所へ行くと宝石を手に入れられる。依頼書と宝石が揃っていると、パトロンの家で勝利点と、職人が手に入る。

・職人の種類、職人を集めてもらえる工房、達成した依頼書によって勝利点が決まり、最も稼いだプレイヤーの勝利。



【感想】


とっつきやすくダレずに遊べるお使いゲーム。




一言で表すとRPGのお使い。

フィールドを周って装備を整えて宝石を集めて依頼を達成して・・・という過程を繰り返して、勝利点を稼いでいきます。

もちろん依頼はなんでも達成すれば良い訳ではなく、得られる職人タイルや工房タイルについて考えながら、どう集めていくかを考える長期的な目線は当然必要。

ただ基本的には、ざっくり今後を考えつつも、めくられているカードや自分のいる位置などから短期目標を立てて積み重ねていくタイプのゲームで、見通しはかなり立てやすい部類だと思います。

そして面白いのは本を見立てたカード置き場。
カードをめくる動作をワクワクさせる物にする素敵な仕掛けだと思います。
上手くめくらないと次のカードが見えてしまったり、若干微妙な点もありますが、雰囲気的には抜群に良いでご愛嬌。

テーマとルールがとっつきやすい事、宝石コマを集めて依頼を達成する満足感・没入感も良く、時間がかかるゲームの足掛けとして良さそうな感じ。

また、行動自体が移動とアクションの2つを繰り返し行うだけと非常にシンプルなの事、1ターン1ターンにかかる時間が少なく順番がすぐに回ってくる事から、ダレが少なめです。

他のプレイヤーとの絡みは少なめですが、職人・工房タイルの数、場に残っている宝石の数と他のプレイヤーの動きの予測、などちょいちょい動向が気になる部分もでてきます。
ただ、ばっさり他のプレイヤーに邪魔される事はほぼ無いです。緩めの繋がりといった感じ。

総合的になかなかにお気に入りのゲームの1つです。
わくわくするゲームが好きなんだな。

ヴァルドラ(Valdora)
ヴァルドラ(Valdora)
価格:6,500円(税込、送料別)

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