モンドサピエンス/Mondo Sapiens プレイ人数：1-4人 プレイ時間：45分程度 1人から遊べる, 2人で楽しめる, パズル要素あり, 何度でも楽しめる,

草原に道を伸ばし、新たな森を創り出す。やがて世界には人が現れ、文明が生まれる。
そんな世界を作ることのできるリアルタイムパズルボードゲーム。

【ルール】

机の真ん中にタイルをごちゃっと配置して、
それぞれのプレイヤーが世界ボードを手にしたらゲームスタート。
制限時間（７分）以内に、タイルを配置して世界を完成させていきます。

タイルには草原、山、海の３種類の地形と人や道、猪、馬車、火山などの絵が描かれています。
隣合うタイルの地形は、できるだけ同じになるよう配置していきます。

時間が来たら手を止めて、世界を見ながら得点を入れていきます。
基本得点は閉じた地形の数と道の長さ、そして人の数によって決まり、
そこからタイル間で地形が繋がっていない場合、火山がある場合などで減点されていきます。

上級ルールでは描かれている馬車や猪などが得点になるなど、
より複雑な得点スタイルとなります。

３ラウンド後、最も得点の多いプレイヤーの勝利です。

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【評価と感想】

世界を作るのめっちゃ楽しい。



制限時間内にタイルを組み合わせるタイプのゲーム。
カチカチ時を刻むタイマーの焦らせ具合がいやらしくも面白いです。


タイルを配置して何かを作る系のゲームの面白さと言えば、

・毎回異なる物が完成する点
・オリジナリティを発揮できる点
・周りのタイルに合うようにピタリと配置できた時の爽快感

などがありますが、

・世界を創造するというスケールの大きさとテーマの分かりやすさ
・タイル配置と世界作りだけにひたすら集中できる点

という2つが、ワクワク感とリプレイ欲をひたすら高めてくれます。


ボードを完成させた後、他のプレイヤーと戦ったり宇宙に飛び出たりといったことはありませんが、
タイルを並べていく面白さだけを煮詰めたようなプレイ感は病み付きになりますし、
全員が自分のボード上に載ってるタイルを真ん中に放り投げれば、
すぐ次のゲームに移れる手軽さも魅力ですね。


唯一欠点があるとすれば、この手のゲームはやはり得手不得手が激しいこと。
一応、火山関連で伸びすぎを防止するルールはありますが、
競い合うというより、楽しみ合うスタンスでゲームをしていく方がいいでしょう。

でも基本的にはソロプレイゲームなので、
誰でも楽しめるは楽しめると思います！


あ、遊ぶ前に道に直線が存在しないことだけはしっかり教えておいたほうが良いと思います。
酷い初見殺しに見舞われますよ。

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