マイルストーン/Milestonesプレイ人数:2-5人プレイ時間:45-60分程度 |
【ルール】
街から新たな地を目指して道を切り開いていきます。
ボードはフィールドと個人ボードの2つに分かれていて、
個人ボードで資材を生み出し、フィールドにて道を伸ばしていくというスタイル。
個人ボードはいくつものアクションが輪っか状に並んでおり、
ぐるぐる回りながらアクションを実行していきます。
個人ボードには作業場と建物があり、
作業場には作業員を雇うことができます。
作業員たちはアクションにて資材を生み出します。
建物アクションでは、手に入れた資材を使って家や道を建てるアクションを行います。
家や道を建てると得点が手に入るだけでなく、生産性向上のボーナスタイルがもらえることも。
ここで使われなかった資源は、その後のお城でほとんど没収されてしまいます。
また、お城を通過するたびに作業員は1人ずつ減っていってしまいます。
道や家を建てて、より多く勝利点を稼いだプレイヤーの勝利です。
【評価と感想】
資源を集めて道を作るゲーム。
いかに効率よく資源を稼ぐかが鍵。
いわゆる拡大再生産ではなく、インフレを防ぐためのシステムがあるので、
ゲーム終了時まで資源の獲得量はそれほど変わらず。
ただそのシステム故に、お城まで行っちゃうと作業員は逃げ出すわ、資源は奪われるわで、
ちょいちょいテンション下がります。
周回するごとに少しずつ生産性を改善していく過程は面白いけど、
常に追われてるみたいなネガティブなところがちょっとなぁと思ってしまいました。
全体ボードに関しては、道や家、市場を建てるタイミングが難しいです。
家は道が無いと建てられないのですが、逆に言えば道を立てると他のプレイヤーが家を建ててしまうということ。
家は道に比べて得点効率が良いので、この辺り他のプレイヤーの資材とにらめっこしながら考えなくてはなりません。
直接的ではありませんが、そういった絡みかなり濃厚なので、
先ほどの生産システムと合わさって、苦しみながら答えを出すのが好きな人には向いてるかも。
個人ボードと全体ボードの見た目、そして資源管理と生産性向上というテーマと、
好きなゲームの要素がてんこ盛りに見えたのですが、少し違ったタイプのゲームでした。
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