ロボラリー/RoboRally
プレイ人数:2-8人プレイ時間:90分程度
ベルトコンベアにレーザー、ハイパーサイエンティックなガジェットが織りなす
近未来ハイスピードロボットレース
MTG(マジック・ザ・ギャザリング)の作者による近未来のロボットレースゲーム。
発売はMTGより更に前の1994年。
3箇所あるラリーポイントを数字順に最も早く回ったプレイヤーが勝利というシンプルなルール。
毎ラウンド最初に、これからロボットが行うアクションを、
配られたカードを使って決めていきます。
アクションには方向転換、前進、後退などの種類があり、
全部で5つのアクションを行うことができます。
ただしこれには時間制限があり、一番初めに完成させたプレイヤーが砂時計をひっくり返し、
落ちきるまでに決めなくてはなりません。
そして、5つのアクションを順番に全員一緒に処理していくのですが、
ターンの終わりにベルトコンベアが発動したり、ぶつかりあったり、レーザーでダメージを受けたりと様々なことが起きます。
特定のマスに止まるともらえる特殊カードにも様々な種類があり、
プレイヤーのアクション計画が大きく乱れることも。
ダメージがたまると、持てるカードは少なくなり、アクションの幅が狭まるばかりではなく、
8ダメージが溜まると破損、また穴に落ちても破損してしまい、3回破損するとゲームから脱落してしまいます。
さすがラリー。
少し時間はかかるけれど、ゲームとしての面白さに古い新しいもないことが再認識できたゲームです。
ロボットが進む先にあるベルトコンベアやバネなどを利用して進めていくのが楽しくて、
じっくり計画を考えて行きたいんだけど、砂時計に寄って崩れ去ってっちゃうことも。
でも計画的に上手く進めたときはピタゴラスイッチみたいな楽しさがあります!
時間が無くて失敗してしまったり、他のプレイヤーの妨害を受けたりするとロボットはあらぬ方向へ。
そういったハプニングが起きるのが楽しいゲームといえばそういうゲームかも。
右と左を間違えただけで致命傷になるのですが、
自分が向いている方向とロボットが向いている方向が違うからちょいちょい間違えちゃうんですよね。で、穴にどーんと。
指差し確認大事です。
なお、人数が多いとハプニングは起こりやすくなって予想不能な展開になるらしいです。
特に狭いマップなのに8人プレイとかだと、毎ラウンド破茶目茶な展開になりそう!
分かりやすい面白さだったので、また遊んでみようと思います。
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