プレイ人数:1-5人
プレイ時間:20-40分
デザイナー:コルネ・ファン・モーセル
メンバー依存度 2/5
ざっくりルール
ファクトリーファンの六角形版。
なので詳細ルールはファクトリーファンのページをご参照ください。
ファクトリーファンとの違いは
・全8ラウンド
・タイルの形が六角形になった
・最初に機械を取ったプレイヤーは1点マイナス、最後に取ったプレイヤーは1点ボーナス
・入出力が一致した時のボーナスが5点→3点に
・特殊タイルが追加(出力がワープできる、出力が2種類、虹色出力など)
遊び尽くした人も、新しく
あのファクトリーファンから10年近く。遂に出ました新作です。そもそもボードゲームにおいて続編が出る事、進化版が出ることはあまり多くないので、
それだけこのゲームにカルトなファンが多くいたということでしょう。
各ラウンドにかかる時間も少し減り、8ラウンドはサクサク進むようになりました。
パイプの小回りが利きやすくなったので、前半に置けなくなるようなことは無くなったと思います。
どちらかというとフィールド不足で置けなくなることが、前作より多くなったかなぁと思います。
前はタイルを配置するスペースが80ヶ所ぐらいありましたが、今回は40ヶ所程度。
その辺りを気に掛ける必要がありそう。
タイル1枚1枚も大きくなり、見た目の派手さは完全にこちらの方が良いですね。
1枚1枚、ミープルとかプリズムとかのテーマがあるのもワクワクします。
個人的には進化版ではなく、別物
上記の変化から、このゲームはファクトリーファンの正当進化かと言われるとそうでもないな、と感じました。遊びやすさと繋げやすさに特化した、また別の形のファクトリーファンなのだと思います。
ファクトリーファンでは、脳内をこねくり回すように頭の中で処理を考えるパズルゲームに仕上がっていましたが、
今作では物凄く考えて機械を繋げる事はそうそうなく、どんどん機械同士が繋がっていく快感に重きを置いたのかな?という印象。
繋がりやすくなった分、ボーナスも減ってますが、良いバランスだと思います。
間違いなく遊びやすく、詰みにくくなったものの、マニアックなファクトリーファンマニアな方たちには少し物足りないと感じてしまう部分もでてくるかもしれません。
据え置きゲームがスマホになって、簡単爽快を謳いながらあんまり楽しくなくなった、
みたいなことは無いのでご安心を。
こんなに楽しくて、中毒性の高い30分パズルゲームは他に無いです。
まとめ
ずっと待ってた新作だけに、ひいき目もあるかもしれませんが、間違いなく30分クラスのゲームの中で大傑作。
・序盤の失敗の修正が利きやすい
・ガンガン繋がる楽しさが尋常じゃない
という2点から、初心者からファクトリーファンの鬼までが楽しめる作品になっていると思います。
もうちょっと遊んでみても飽きなかったら10点に昇格させちゃおうかな。
なお、キックスターター初の製品なので、現時点では日本国内の流通はありません。
待てない方は前作のファクトリーファンを遊びましょう。
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ファクトリーファンやってみたいんですがこちらも流通してないですよね…
返信削除ブログに来ていただきありがとうございます。
削除ファクトリーファンナーが出てしまった以上再販もなかなか厳しそうですね。