2015年2月9日月曜日

パッチワーク/PATCHWORK


パッチワーク/PATCHWORK

パッチワーク/PATCHWORK


プレイ人数:2人
プレイ時間:20分程度
デザイナー: ウヴェ・ローゼンベルク



布を繋ぎ合わせてパッチワークを作る様はまるでパズル


ルール

パズルのピースのような形をした布地タイルで、自分のキルトボードを埋めるのが目標

真ん中に置かれた時間ボード

・相手のマスの1つ先まで進んで、進んだ分だけボタンを貰う
・ボタンを払って布地を取って、時間を進める

のどちらか。

周囲におかれた布地タイルの間には1つだけコマが置かれていて、そのコマから時計回りに3つ先までのタイルしか取ることができません。

また、時間を進めた際に、特殊マーカーを通ると以下の様な特殊アクションが行えます。

ボタンマーカー:自分のボードにあるタイルに描かれているボタンの数だけボタンを貰える
布地マーカー:1マス分の布地タイルを自分のボードに置くことができる

両方のプレイヤーが時間ボードの最後のマスに辿り着いたらゲーム終了。
自分のボードを埋めきれないとマイナス点、最終的にボタンが多いプレイヤーが勝利です。

感想と評価

総合評価  9/10
メンバー依存度 1/5
運要素 2/5

ウヴェ・ローゼンベルクさんといえばアグリコラやボナンザで有名なボードゲームデザイナー。
難しいゲームが多い印象ですが、軽いゲームを作らせても天下一品。
今作も新しいゲーム感と適度な競い合いが熱いゲーム。

パズルゲームは陣取り風になるか、ソロプレイよりになるかのどちらかが多いのですが、このゲームはパズル部分以外が非常にしっかりと機能していて、相手の存在を意識しつつ自分のパズルに没頭できちゃいます。

時間と得点を払ってパズルのピースを買うというシステムが、非常に面白い発想で、
序盤は収入が増えるタイルが欲しいけど、ボタンを稼ごうとすると相手に先に取られちゃう・・・
終盤は安く広く埋められるタイルが欲しいけど、相手に先に取られないように時間を調節しないといけないし・・・などなど自分のボードと、相手の動き、両方を強く意識するつくりになってます。

よく考えるとどこかで聞いたようなシステムが多いのかもしれませんが、パズルという大きな主軸と合わさると、こんなに新しいプレイ感になるんだなぁと、ただただ関心。

そして体験としての面白さもまた素晴らしく、パズルのピースがカチリと合わさった時は快感ですし、可愛いボタンを集めるというテーマも楽しい!
20-30分程度で何度でも遊びたくなる楽しさで、久しぶりにおかえりさん的に超高評価なゲームとなりました。

ちなみに、遊ぶ相手によってガチ!と協力ちっくな2つの側面を持てるのも面白いところ。競い合いたいなら助言はもちろん無しですが、仲の良い相手と、これどうしたらいいかなぁと相談しあいながら遊ぶのもまた楽しいですよ。



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