プレイ人数:2-4人
プレイ時間:30分
デザイナー:ヤコブ・アンドラシュ
総合評価 8/10
メンバー依存度 3/5
ざっくり感想
見た目もルールも美しいアブストラクト(抽象的)なゲーム。15×15マスの中は"部屋"と"通路"に区切られていて、”部屋”にできるだけ多く自分のチップを置いていくのが目的。
チップには1~6の”目”のどれかが描かれていて、各部屋に置かれた”目の合計”が最も大きいプレイヤーが得点を獲得します。
チップを置くのにも"目"が重要。
既に置かれている自分のチップから目の数だけ離れた場所に、新しく自分のチップを置いていくことができます。
チップは常に表裏合わせて合計が7になるようになっていて、表裏どちらを上にして置いてもOKです。
一瞬複雑そうに見えるルールですが、チップの置き方は遊んでみると感覚的に理解できます。他人のチップに重ねたり、チップで道をふさいだり、といったところも同じようにスッと入ってくる感じ。
毎ターン使えるチップは、袋から引いた1枚のみ。
盤面を見ることに集中できるのでとても遊びやすいです。
キングダムビルダーでも登場したこの割切り具合は素敵です。
道を作る、邪魔をする、陣を取る、と”目”の要素をこれでもかと使ったルールはなかなかに斬新で、初心者も玄人もともに楽しめる一作ではないでしょうか。
さてここからは妄想の世界が入り込みますが、不思議な置かれ方をしていくチップが作り出す盤は、まるでさながら自分たちが非常に高度なゲームを楽しんでいるかのような気分にさせてくれました。
抽象的な雰囲気のゲームで良い体験ができたと感じたゲームはYINSH以来かな
これよりこっち!のコーナー
同ジャンルのゲームについて、モノクロが織りなす二人用アブストラクトゲームが遊びたければ:YINSHの方がオススメ
同じ手札一枚でテーマ性のある陣取りがしたいなら:キングダムビルダーの方がオススメ
新しさを伴った4人用アブストラクト風ゲームが遊びたいなら:このゲームでOK!!
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