プレイ人数:2-8人
プレイ時間:15分
デザイナー:マット・リーコック
メンバー依存度 4/5
ざっくりルール
コンポーネントは、『幻想的な』『丸い』など様々な形容詞が書かれたタグ、紐、そして数字が書かれた糸巻きから構成されています。プレイヤーは順番に以下の手番で卓上に糸巻きや紐を置いていきます。
1)紐を糸巻きにかける
2)ランダムで引いたタグを紐につける
3)手持ちの糸巻きを好きな場所に置く
紐の中に置かれている糸巻きは、その紐についている形容詞を表す何かの言葉になります。
複数の紐の中に置かれている場合は、そのすべての形容詞がかかった言葉になります。
全ての糸巻きが置かれたら、記述タイムスタート。
各糸巻きに対応する言葉を、自分のシートに書いていきます。
“万年筆” “日本刀” などが正解。
全部書けたか諦めた人から、ボーナスボタンをゲット。
一人を除いて全員がボーナスボタンを取ったら記述タイム終了です。
そのあとの答え合わせタイムでは、全員が自分の答えを発表していきます。
特に批判がでなければ、糸巻きごとにかかっている紐の数だけ得点をゲット!
もし批判があれば“Knit Wit”の合図とともに、10秒間のプレゼンタイムが与えられます。
そのあと多数決でOKなら得点ゲットです。
得点を多くとったプレイヤーが勝利となります。
新感覚な見た目のボードゲーム
箱を上げて思わず声が出そうになったゲームは初めてです。凝った外箱に詰まった糸巻きと紐そして紙袋に入ったルールブック・・・。
ここまでオシャレなゲームは他にないのでは、という愛くるしさ。
そして日本語化に際しても、原作の雰囲気を壊さないさりげないカタカナ表記。
フォントも良い感じ。
knit wit届いた。これはいい日本語版。実にさりげない。 pic.twitter.com/c1XLGAhMEF— おかえり (@boardgamegarden) January 20, 2017
これは飾ってるだけでも大満足の一品です。
言葉をひねり出す難しさから解放されたときに生まれる3つの面白さ
さて、形容詞に合った言葉を出してくるのはとても難しいです・・・頭の奥底にある単語をひっぱりだしてくる感じは、楽しくも苦しい不思議な感覚です。でもその分、回答発表の時間の面白いこと面白いこと。
ゲームで出た答えとともに、面白かったポイントを示してみると、
まず、腑に落ちる回答を聞いたときのなるほど感。
自分が思いつかなかった糸巻きの答えを誰かが書いていれば、なるほどぉ!と心がすっきり
『豊富』で『早い』の答え“amazon”を聞いたときは、確かに!と叫んでしまったり。
次に、答えが重なったら残念だけれど、重なった人と共感できてうれしいです。
『幻想的な』『豊富な』『丸い』で“マックロクロスケ”と書いたら3人重なってシンパシーを感じたことも。
そして最も熱く面白いのがプレゼンタイム。
納得できることもあれば、無理やりだなぁ笑と爆笑を誘うことも。
“特攻の拓”がいかに『静か』か、という迷プレゼンが飛び出すこともあります。
まとめ
売ってたら保存用にもう一個欲しいなぁと思う程、素敵なゲームでした。ちなみに8個糸巻きを置くと、一部の箇所に紐が集中してごちゃごちゃしてしまうこともあります。
慣れないうちは4個とかでもよかったかな?
それと回答シートは素敵なのだけど白鉛筆は多少書き辛いので、何度も遊ぶなら白いペンを買った方が良さそう。
これよりこっち!のコーナー
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