プレイ人数:2-6人
プレイ時間:30分
デザイナー:ステファン・ボーゲン
メンバー依存度 4/5
ざっくりルール
キャメルアップのカードゲーム版。ラクダのレースを観戦しながら、ラウンド・最終勝利するラクダを予想していきます。
サイコロを振るためのピラミッドがなくなり、山札からカードをめくってラクダが進むようになりました。
山札が無くなると1ラウンド終了。
山札に入れるカードは、各プレイヤーが選んで投入できます。なのでどの色のラクダが進みやすい、進みにくいかは少しだけ分かります。
ラクダがゴールした時に最もお金を持っていたプレイヤーが勝利。
なお、ゲーム最初に1枚だけカードを手札にすることができます。そしてゲーム中一度だけ自分の意思でそのカードを使って、ラクダを進めることができます。
ラクダを予想するだけ!なのに面白い
基本的にはラクダのレースを観戦しながら、どのラクダが勝利するかを予想するだけです。山札の構成からなんとなくの展開は読めるのですが、順位の変動は本当に予測不可能です。
ラクダが乗っかり乗っかられによって、カードがめくられなくても進んだりするので、レース終了ギリギリで逆転なんてことはざら。
さっきまでビリだったのにもうトップ??なんてこともあります。
このゲームの楽しさポイントは、やっぱり予想が的中して得点が増えるところ。
特に終盤の逆転まで予想できた時は、自分の運の良さに酔いしれちゃいます。
遊ぶと大体の確率で熱中しちゃいます。すごいゲーム。
元のキャメルアップと比較するとやっぱり
キャメルアップは盛り上がるパーティーゲームなのですが、箱が大きいのでちょっと持っていきづらい、という欠点がありました。そんな欠点を解消したのが本作・・・と思っていたのですが、正直なところ別ゲームな印象です。
前作との大きな違いは
・ラクダの進みに1が多いので踏んだら1進む、1戻るタイルが踏まれやすくなり、戦略性が増した
・山札の構成によって次ラウンド以降のラクダの動きが読みやすくなった
・ゲーム中一度だけ自分の意思でラクダを進ませることができる
と、遊んでいる我々がレース展開に手を加えられるようになっている点
毎ターン必ずラクダが進む、かつ投票タイルを取ることができるので、ラグ終盤に微妙なダレがあります。
また、各プレイヤーの行動・展開が均一化されてしまい、盛り上がり要素が少々下がってます。
ちなみに最初にキャメルアップカードゲームを遊んだときは、自分の中で絶賛でした。
でもその後に、もとのキャメルアップをやったら凄く面白くてビックリ。
ボード版は投票タイルを取る代わりにダイスを振るので、一回一回の重さ心の動きの揺れ幅を大きくしてくれます。
だから、爆発的な面白さが圧倒的なんですね。
まとめ
小さくまとまっているだけに、面白さの爆発力も多少小さめ。でも後一作何持っていこうかなぁと思ったら、迷わず鞄に入れて良い作品だな、と感じました。
これよりこっち!のコーナー
同ジャンルのゲームについて、ボードゲームっぽく、よりハラハラするゲームを探しているなら:キャメルアップ の方がオススメ
純粋なレースゲームなら:レミング の方がオススメ
小箱でラクダのレースを楽しみたいなら:このゲームでOK!!
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