プレイ人数:2-5人
プレイ時間:30-45分
デザイナー:マット・リーコック
メンバー依存度 3/5
ルール
各プレイヤーはキャラクターを選んで、ゲームスタート
フィールドにはダイス目1~6のいずれかが描かれた地域タイルが置いてあります。
毎ターン、プレイヤーはまずウィルスダイスを振って、対応する各地域にウィルスが発生。
次にアクションダイスを振って、アクションを実行していきます。
アクションダイスは5つ。アクションには次のようなものがあります
移動・・・船なら隣のタイルに、飛行機なら好きなタイルへと移動できる
治療・・・今いる地域タイルにあるウイルスダイスを治療施設へ、あるいは治療施設のダイスを袋へ戻す
サンプル回収・・・ウイルスダイスの上にアクションダイスを置いて、サンプルとして保持する
特殊アクション・・・キャラクターごとに特殊なアクションが行えたり行えなかったり
行いたいアクションが出るまで何度振りなおしても良いですが、ハザードの目が出てしまうとエピデミックゲージが上昇してしまいます。規定回数エピデミックゲージが上昇すると、治療施設のダイスが地域タイルに戻ったり、新たにウイルスダイスが置かれたり、いやなことばかり。さらに上昇していくとゲームに敗北してしまいます。
そんなウイルスと戦うために、プレイヤーはターンの終わりにワクチンづくりにチャレンジすることができます。
保持しているサンプルダイスを振って13以上が出ればワクチンづくり成功。
これを4つ作ることができれば人類の勝利となります。
なお、同じ地域タイル上にダイスが4つ載ってしまうとアウトブレイクが発生し、ダイスが隣の地域に移動します。
これによってアウトブレイクが連鎖してしまうこともあるので注意が必要。アウトブレイクが規定の回数に達してしまうと人類の敗北となってしまうのです。
レビュー
協力ゲームは僕の苦手とするジャンル。口下手なので意見が言えないからであーる。
前のパンデミックも面白かったけど、自分はこうだ!と思ったときに、周りに何か言われるのが嫌で周りに合わせた行動をしちゃったりしてたのです。
でも、こっちのパンデミック キュアは好き。。
ダイスゲームになったことで確率上でしか最善手を語れなくなったので、自分の意見が通りやすくなったから。
振る!って言って確率に勝ったら自分が正義だし、失敗しても確率のせいにできちゃいますし。
ダイスの目が最悪で失敗して責められる分には、なんだかドラマチックな展開になって面白い状況でしかないから、大歓迎ですし。
もちろん長い目で見た時に、こうするべき!みたいな流れはあるのだけど、結構自由度高めに感じました。
あ、あと概して選択肢が、リスクを取って先を急ぐか、安全策で行くかの2択+アルファに見えやすいのも、プレイヤーの性格が反映されやすくて面白い。
温厚そうな雰囲気だったのにハザードマークを恐れず振りまくるプレイヤーとかいたりすると場の緊張感が増していいですね。
身近なテーマであることに加えて、円形のタイルから構成されるフィールドや、注射器ピンで表されるゲージなどのデザインもよくてゲームに没頭できるます。
ダイスの目によってはドラマチックな展開を迎えることもあって本当に盛り上がります。
結構お気に入りの作品となりました。
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