2016年1月20日水曜日

Da Luigi/ダ・ルイージ

Da Luigi/ダ・ルイージ

プレイ人数:2-4人
プレイ時間:40分
デザイナー:リュドガー・ドーン

総合評価 8/10
メンバー依存度 3/5
運要素 3/5


感想

レストランに来てくれたお客さんに料理を振舞おう!イタリアンな情景が目に浮かぶテーマ。
どんどんやってくるお客さんカードの上に、料理コマを載せていきます。

ターンにできるのは料理コマを取るか、お客さんを呼び込むか。
お客さんには待ち時間が決まっていて、新しい人が来たり、料理コマを取ったりするとその持ち時間はどんどん減っていってしまいます。
そうなる前にお客さんの求めている料理を集めて、勝利点をゲットしていきます。

お客さんカードを取るアクションをしたプレイヤーは、他のプレイヤーにもカードを配るというルールがあり、自分の手元にはどんどんお客さんがやってきます。

お客さんの持ち時間が0になってしまうとマイナス点。
お客さんカードの山札がゼロになったときに、最も多く勝利点を得たプレイヤーが勝利です。

イスタンブールやベガスなどで知られるデザイナー、リュドガー・ドーンの作品

揃えるのに必要な時間を考えながら、求められたコマを手に入れていく、という王道チックで割とシンプルな構造。
それなのにどうしてこんなに面白いんだ、ってくらいゲームプレイ中は場が沸く。理由は2つです。


1つはツッコミどころが多い点
料理コマを取る行動は“市場に行って調達する”だし、客も変なのが多い。
店に来て水しか頼まない少女、やたらパスタを食べる人形使いなどなど。イラストが凝られているだけに、キャラクターが活き活きしていて、カードをめくるのが楽しい。。


もう1つは、分かりやすくサクサクゲームが進む点

ルールに例外処理は少ないので、ゲームは想像よりずっとサクサク進みます。なので最後までダレない。
実のところ、“選んで相手に渡す”というルールには最初ちょっと不安を感じていたのです。他のプレイヤーの盤面を見ながら考える必要もあり、時間がかかりそうだなぁと。
でも問題なし。

むしろ、持っている料理コマ、今いるお客さんの残り時間など判断の手助けが多いので、決めやすいです。
そしてなによりお客さんカードを渡された方も、ヤバイ状況がすぐ判断できるので悲鳴もリズミカル。

と、こんな感じで予想していたよりずっと面白いゲームでした。
あ、ちなみにカードの強弱の幅は広いので、積極的にお客さんカードを引きに行った方がよさそうです。そこに気づかないと、運の要素が強めと感じてしまうかも。

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