7 wonders duel/世界の七不思議：デュエル【感想のみ】

プレイ人数：2人
プレイ時間：30分
デザイナー：アントニオ・ボザ/ブルーノ・カタラ

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世界の七不思議の2人専用バージョン。個人ボードは無く、最初に七不思議をドラフトで選んでいきます。
その後はほとんど一緒なのですが、

・手札を回すドラフトではなく、中央に並べられたカードを手前から順に取っていく形でゲームは進んでいきます。

・技術力を一定数集めるか、戦闘力で相手を引き離すと、ゲーム途中でも勝利することができます

・お金を払えば資源は買い放題ですが、相手が持っている資源の値段は、そうでない資源よりも高くなっています

・黄色カードを集めると、捨てて○円貰う行動にボーナスがつきます

などなど、小さな変化がたくさん。
でも、異なる点を少し説明するだけで遊べちゃえます。


さて、２人用専用ゲームとしての発売パターンは近年よく見かけますが、遂に世界の七不思議も登場です。

ゲーム内容ですが、ほぼ原作ままの面白さが残っています。
資源を集めていく楽しさ、無料で取れた時の嬉しさ、個性豊かな戦略が取れる点もそのままです。

技術や戦闘力が弱いという意見も聞くので、パターン等ができてしまわないかは少々不安ですが、
今は、どんな戦略を取って遊ぼうかなぁと考えながら遊べるので、めっちゃ楽しいです。

原作と大きく異なる点で良いな、と思ったのが、中央のカード軍。
手前を取らないと奥が取れない形式。いかに自分が欲しいカードを取るか相手の盤面と手番を考えながら進めなくてはいけません。
ドラフトで回ってるカードが覚えられない僕としては嬉しい仕様。
あと、テーブルの真ん中にカードが並んでいるののを眺めるので、一緒にゲームを遊んでいる感が出ていいですね。
イラストも相変わらずの美麗で、想像力を掻き立てられてわくわくします。

世界の七不思議のボリュームと中毒性そのままで、新しいエッセンスが加えられたデュエル。
仲間がなかなか集まらない方にとっては、かなり買いなゲームだなぁと感じました。

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