2015年10月17日土曜日

ビッグチーズ/The Big Cheese


ビッグチーズ/The Big Cheese


ビッグチーズ/The Big Cheese


プレイ人数:3-6人
プレイ時間:30分程度
デザイナー;ジェイムズ・アーネスト ジョン・ウィルキー




ネズミの会社でお仕事分配。せかせかせかせか頑張らせましょ



ルール概要

・自分の持っているネズミを仕事に割り振るのが目的。毎ターン1枚仕事カードがめくられます

・めくられた仕事カードに対して、どれだけのネズミを置きたいかを競っていきます。競りに勝利したプレイヤーは仕事カードの上にネズミを置いて手元に置きます

・手元の仕事カードに置かれたネズミは、新たな仕事カードがめくられる前に1匹ずつ帰ってきます

・仕事カードの上に置かれたネズミが全部戻ってきたら、カードに対応する多面体ダイスを振って、出た目の分が得点としてもらえます

・仕事カードの種類によって、4~20面のどれかのダイスを振ることができます。

・一番早く50点獲得したプレイヤーの勝利です

感想と評価




総合評価 8/10
メンバー依存度 4/5
運要素 4/5

ネズミとチーズ。この2つの相性は大変良いのか、ボードゲームではしばしば見るテーマです。
分かりやすいキャラクター設定と、ゲームにしやすい関係性から、子供向けゲームで特に良く見られます。
が、しかし!このゲームはチーズとネズミをテーマにしていながら、その実とっても大人向け。
競りとマネジメントという本格的なゲームの雰囲気をさせながら、そんなダイスの使い方しちゃうんか!という不条理面白ゲームなのです。

競りはシンプル。
手元の仕事が増えれば、それだけ多くのネズミを毎ターン回収できるので、効率を考えるとガンガン仕事を取りたいところ。
でも、手元のネズミが足りないと他のプレイヤーに高い安く仕事を取られてしまうかもしれないし、、というよくあるジレンマです。

で、苦労して終わらせたら本番。
サイコロ1つの出目で成果が変わってしまう脱力系ステージ。そして一番面白いところ。
一発逆転と大爆笑をお届けしてくれる要素でもありつつ、数枚ある振り直しカードの取り合いも熱くさせてくれる良いスパイスです。
コレが無いと、ただの味気の無くお堅い競り&マネジメントゲームですからね。

難点は収納し辛い箱ぐらい。
見た目も可愛く軽く遊べるので、つい遊んでしまうゲームです。

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