ブリュージュ(ブルッヘ)/Bruges【2014.11.23追記】プレイ人数:2-4人 プレイ時間:60-90分程度 2人で楽しめる, ボードゲームに少し慣れた人へ, 目で楽しめる, |
権力と名声を身につけ、商人としての繁栄の地位を築きましょう。
【ルール】
各プレイヤー、5色ある様々な人物が描かれたカードを5枚ずつ引いてからゲームスタート。
毎ラウンドは、カードを補充した後、
スタートプレイヤーが5色のサイコロを振ってから始まります。
各プレイヤーはサイコロの出目に応じて変わる金額を払うことで、
名声を上げることができます。
また、サイコロの出目が5や6だと、その色の災害タイルを手に入れてしまい、
3枚集まると色に対応した災害に見舞われてしまいます。
その後、スタートプレイヤーから順番に、カードを1枚ずつプレイしていきます。
アクションには
・運河を伸ばす
・ダイス目分お金をもらう
・災害トークンを返す
・家を建てる
・手下コマを得る
・人を住まわせる
などがありますが、出したカードの色によって対応するダイスや災害トークンなどが変わってきます。
全てのカードには違う人物が描かれていて、
家に人を住まわせるとその人物の特殊効果を得ることができます。
得点取得方法としては
―運河を伸ばす
―家を建てる
―災害トークンを返す
―人を住まわせる
などがあり、また運河や名声、人物の多さなどでゲーム中一度でも単独トップになったプレイヤーは、
筆頭となりボーナス点をもらうことができます。
山札が無くなったらゲーム終了で、最も多くの得点を稼いだプレイヤーが勝利となります。
総合評価 7/10
メンバー依存度 2/5
運要素 3/5
Stefan Feldのゲームはあまり遊んだことが無いのですが、
ダイスによる盛り上がりを十分に達成しつつも、
ダイス目にゲーム全体が翻弄されない不思議なゲームバランスを保った作品だなぁと感じます。
例えばサイコロで5や6が出ると災害タイルが来てしまうので、
皆一様に嘆きの言葉を口にして盛り上がるのですが、
対応するカードを持っていればあとでもらえる収入も多くなるので
よく考えるとお得感もあったり、みたいな。
そしてダイスに対して、ゲーム全体の流れは割と堅実。
終盤に派手に点数が入るというタイプではなく、
序盤からコツコツと点を積み重ねていくタイプ。
また、他のプレイヤーとの絡みは主に筆頭タイルぐらいで、
ソロゲー間は強いです。
カードは150枚以上あり、全て異なる効果となっています。
これに関しては1回目だとよくわからず終わってしまうので、
・チームを集めることで得点を得られるカードがある
・災害を他のプレイヤーに撒くカードがある
などの点は最低限初回でもしっかり抑えて(教えて)おく方がいいでしょう。
ちなみに個人的なイチオシは美しいアートワークとカードホルダー。
日本語化して上手く重ならなくなってしまったカード達も、
台が斜めになったカードホルダーに収めてあげれば、
スムーズにゲームを楽しむことができます。
これは他のゲームでも導入してほしいものですな。
【追記】
完全日本語版の予約が始まっています。
タイトルロゴは賛否両論あるかもしれませんが、まだ良いほうですかね。
カードが多いので遊びやすさは日本語版の方が圧倒的に良いと思われます。
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