ボードゲームガーデン: アグリコラ牧場の動物たち/All Creatures Big and Small

2013年1月15日火曜日

アグリコラ牧場の動物たち/All Creatures Big and Small

プレイ人数：2人
プレイ時間：30分程度
デザイナー：ウヴェ・ローゼンベルク

2人で楽しめる, ボードゲームに少し慣れた人へ, 目で楽しめる,

あのアグリコラが二人用になりました。
今度は農場ではなく牧場で動物をがんがん増やしていきましょう。
【ルール】
アグリコラの二人専用ゲーム。

アグリコラから動物と柵だけを取り出したようなゲームになっています。
目的はとにかく動物を集めること。
アグリコラと同じように交互にコマをアクションスペースに置いていく、
いわゆるワーカープレイスメント。アクションには大きく分けて

・木や石をとる
・家畜や葦をとる(羊や猪が一緒についてきたり)
・柵や飼い葉桶、建物を建てる
・柵を確保し、農場を拡大する

の4種類があります。

アグリコラと大きく違うのが主に柵で、
ゲーム開始時は配られる9本しか柵を立てることができません。
農場を確保するたびに柵が増えていくようになっています。
その代わり、建物の壁も柵として使うことができるため、
思ったよりも柵はきつくないです。

動物は全て1点で、
同じ種類を多く集めるとボーナス点がもらえます。
アグリコラ同様全8ラウンド毎回繁殖するため、
いかに早くつがいを作るかが鍵となっています。

【感想と評価】

総合評価　6/10

メンバー依存度　2/5

運要素1/5

アグリコラの魅力の一つである大量のカードは一切無くなってしまい、
ラウンドカード等もないため運の要素は一切なしです。
そのためアグリコラ以上にガチなゲームなのですが
どんどん増える動物駒が可愛かったりと遊んでる時はガチな印象は低めです。
羊さんやら牛さんやらが箱庭の中にガンガン増えていく様子は見ていて楽しいですしね。

畑が無い代わりに建物や柵の配置がかなり自由にできるので、
本家アグリコラよりも型にはまった農場ができにくい印象です。

アグリコラを遊んでしまうと、建物の種類の少なさなど
何度も遊びたくなるような中毒的面白さが絶対的に足りませんが、
アグリコラの前のワンステップとして、
また、すぐ終わるのでアグリコラの禁断症状が出た際の回避行動としてどうでしょう。
値段も安くコンポーネントもぎっしり詰まっているので、持っていてもいい作品。

なお、拡張セットが発売していて、かなりの数の建物が増えてます。
組み合わせる事で繰り返しプレイが捗ると思いますが、未プレイなのでまだなんとも言えません。