2015年3月1日日曜日

武蔵小杉のグランツリーで開かれたツォルキン会に行って来ました



武蔵小杉のグランツリーで開かれたツォルキン会に行って来ました

武蔵小杉のツォルキン会に行って参りました。
今回の会場は去年の11月にオープンした大型商業施設グランツリー内部のパーティールーム!
オシャレ過ぎる空間で、多くの作品を遊ぶ事ができました。
今回遊んだのは

マングロービア/Mangrovia
いるのは俺達チキンだけ/Nobody But Us Chickens
ミツバチダンス/waggle dance
インディゴ/indigo
ダイアモンド/Diamonds




マングロービア/Mangrovia



マングローブを舞台に、それぞれのエリアでの最多を目指します。
カードを取る、建物を建てる という2つのアクションがセットになっていて、
どちらかが強いともう片方は弱い、また片方のアクションで行動順が早いともう片方のアクションは行動順が遅くなる、とオーソドックスながら面白いシステムです。

このゲーム、建物を建てられる地形の種類が4種類あるのですが、毎ターン建物を建てる事ができるのは2種類の地形だけ。
更にその地形に対応するカードを持っていないと建物が建てられません。
この制限に翻弄されて、中々建物が建てられず、効率の悪い動きばかりしてしまいました。

2箇所ある特殊な勝利点をゲットできるエリアに建物を置いて高得点を狙うも、本筋である神の道エリアでほとんど勝利点を稼ぐ事ができず惨敗!
見事な負けっぷりでしたが、分かりやすくスタンダードなボードゲームで面白かったので、是非リベンジしたいです。

いるのは俺たちチキンだけ/Nobody But Us Chickens


本日は2回プレイ。
ハゲタカのえじきを、よりドラマチックにしたようなバッティングゲーム。
前プレイヤー一斉にカードを出し、
チキンだけなら何も起きず、
ネズミやキツネがいると、出した人だけチキンをゲット。
もしそこに番犬がいたら、ネズミやキツネは何も貰えず、番犬がチキンゲット。
ただし、番犬だけだと何ももらえません。


全員同じ手札を持っていて、人数分のラウンドを行うのですが、
1ラウンド目と2ラウンド目で、出すカードの順番が全然違ってくるのが面白いところ。
さっきはこの状況ではこうだったから・・・、とかここは意表をついて・・・、とか色々考えているうちに予想外の組み合わせが場に現れたりします。

そういう流れの中で、自分だけ得点がゲットできる出し方ができたりするともう最高!
また、皆でお互いを疑いまくって、結果同じカードが出てしまった瞬間もまた最高です笑

ミツバチダンス/waggle dance


元はキックスターターで、国内流通は3月1日のゲームマーケット大阪以降とのこと。
箱絵の可愛さ、カードのイラストの醸し出す世界観、そして大量のプチサイコロと、なかなかに琴線を刺激してきます。

蜂に見立てたサイコロを使ったワーカープレイスメントゲームで、サイコロはアクションの選択と競りの2つに用います。
このシステムが実に(良い意味で)嫌らしく、

・出目ごとに置けるマスが決まっているアクションスペースでは、
他のプレイヤーの出目次第では早く置きたい!

・出目ごとに異なる花粉が貰える競りスペースでは、
他のアクションで使えるサイコロの数を確定させたいから遅く置きたい!

という下り坂から一気に登らされるようなアクション選択フェイズには悩みっぱなしでした。
ルールは直感的に分かりやすいのに、このゲームこんなに悩ませてくるなんてやってくれるぜ・・・って感じです。

さてさてゲームの目標はタイルに花粉を集めて蜂蜜を作ること。
タイルに卵と蜂2匹を置くと新しいワーカーが増えたり、花粉を集めるとタイルが蜂蜜タイルになったりと、テーマ性との調和も抜群です。

特殊カードやサイコロで運の要素はありつつも、効率性と読み合いを制したものが勝つ本格派。
長考しがちなゲームなのでプレイ時間が公称90分より長めの2時間半ぐらいとかかりましたが、もうそんなに経ったの?と思わせてくれるくらい熱中してしまいました!

インディゴ/indigo


ライナークニツィア大先生のボードゲーム。
タイルを繋げて自分の陣地に宝石を送ろう!

真ん中と端にある宝石を、タイルを繋ぐ事で自分の陣地まで運びます。
ただし自分だけに点が入るエリアと、
自分と他のプレイヤー2人に点が入るエリアの2種類あり、
妥協するか、頑張って自分だけが得をするか、その選択が難しい!

タイルは六角形で、必ず他のタイルと繋がるようになっているのですが、
その動きのなんと楽しい事か。
他のタイルを繋げている過程でできあがった謎の通り道がゲーム展開を大きく左右したり、
壮絶な嫌がらせ合戦で道がねじれまくったりと
タイル配置ゲームの醍醐味をコレ一本で味わう事ができます。

ボードの端から端まで大横断していく宝石が現れたり、
プチ協力、プチ裏切りの話術が炸裂したりと、盛り上がったゲームでした。

ダイアモンド/Diamonds


宝石ゲーム2連続。
こちらはアクション付きマストフォローのトリックテイキング。
トランプと同じ4つのマークそれぞれに、宝石を取る、金庫に入れる、奪うなどの特殊能力が付いてます。
トリックを取ったプレイヤー、もしくはディスカードしたプレイヤーは、
自分が出したカードのマークに対応したアクションを行って宝石を集めていく・・・といった流れ。

各トリックを勝つほうが良いのか、はたまた捨てるべき場所なのか、の見極めが楽しかったです。
トリックテイキングは一度理解すれば他の作品を覚えるのも楽な上、面白さがある程度保障されているので良いですね。




素敵な場所で沢山楽しみました!
次回以降はまた通常の会場に戻るそうです。
毎回ツォルキン会はゲームだけでなく会場・ご同席する方々の雰囲気も良いので楽しみっす。

ご同席させていただいた方々、ありがとうございました。

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