2014年5月27日火曜日

ウォルナットグローブ開拓史/Walnut Grove


ウォルナットグローブ開拓史/Walnut Grove

ウォルナットグローブ開拓史/Walnut Grove


プレイ人数:1-4人
プレイ時間:60分程度


夢を持ってたどり着いた新天地。開拓の民になり、大草原の生活を充実させよう。

【ルール要約】

・春:土地タイルを引き、自分の土地を開拓していく
・夏:労働者を自分の土地に配置し、資材や食料の生産を行う
・秋:街ボード上で自分のコマを移動させ、建物のアクションを行う。資材をコインに変えたり、小屋や納屋を建てたり、新しい労働者を雇うことができる
・冬:労働者にたいして食料を与え、小屋の無い労働者のために薪を用意する

という生活に密着したアクションを行っていく。
1年を1ラウンドとして、8ラウンド目が終わったらゲーム終了。

土地タイルの柵、小屋や納屋の数、労働者の数、コインの合計などが得点となり、最も得点が多いプレイヤーの勝利


【感想】

資材を上手く活用して、自分達の食料や暖を確保しつつ土地を開拓していくゲーム。
アクションを行うメインボードと、資材や労働者を管理する個人ボードから成りますが、メインボードを使うのは年に1回、計8回だけで、後は基本的に個人ボード上でのやりくり。

他のプレイヤーとの絡みは少なく、プレイヤー間の絡みによる計画破談は少ないです。建物プランや得点の稼ぎ方、食料供給などのプランを、自分の土地を見ながらじっくりと楽しめるゲームといった感じ。

春・夏は秋や冬の事を考えた資材のやりくりをしているので、自分のボードに没頭。あれをこうして、でもこっちもやりたい なんて事を考えながら、土地や労働者を配置していくのはとても楽しく、わくわくするものがあります。

やってることはほとんどソロプレイに近いですが、秋になると街に出向くという設定があるため、あまりソロプレイという感じはしませんでした。

他のプレイヤーが街で行うアクションを見て、そのプレイヤーを中心に自分達のボードの近況なんかを話し合う。そんな空間が、まるで近所の人に会って近況報告してるみたいな感じだなぁと、緩い絡みがテーマに合っていて凄く心地良い感じがしました。
得点を狙うというよりは、仲の良い友人同士でのんびりプレイしたいタイプの作品です。

初回はルール説明に多少時間は取られますが、プレイ時間自体は1時間以内で収まる上に満足感も大きいので、好きな1時間ゲーシリーズ入りしそうです。

ウォルナットグローブ開拓史 (Welcome to WALNUT GROVE)ウォルナットグローブ開拓史 (Welcome to WALNUT GROVE)

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