プログレス/PROGRESSプレイ人数:1-5人 プレイ時間:90分程度 【感想のみ記事】 |
カードを引く・カードを出すという2つの行動をベースに、自分が出せるカードを探してどんどん並べていきます。
個人ボードに能力レベルが表されている以外、カードしか使わないゲーム。
文明が発展していくイメージはしづらいし、やってることは出したいカードをサーチしてプレイなので単調といえば単調。
ただ、カードの引き方や出し方にバリエーションがあり、既に出したカードによってそれらの能力は高められるので、序盤中盤終盤でプレイングに変化があって面白かったです。
さてさてカードを出す手段は
・テクノロジーツリーで下位のカードが立っている
・カードを出すのに必要な資材or足りない分だけ手札を捨てる
の、どちらか。
序盤は頑張って手札を使ってカードを出すか、既出の物から進化できるカードを上手く探し当てるかなので結構大変で、良い具合のバランス。
その後は少しずつ楽になってき、テクノロジーツリーを上手く使ってノーコストで強力なカードを出すことができたときや、能力を使って多量のカードを引けたときは楽しい!っとなるのですが、
段々カードコストやテクノロジーツリーは軽視され、終盤には手札のカード枚数で殴るゲームへと驚愕の変化。
変化はしても、終盤に出せるカードで得られる恩恵がそこまで大きいかと言われるとそうでもなく。
ぶっ飛んでいるようで大味過ぎない所は、ゲーム全体から受けるイメージと少しズレていて、ちょっと物足りなったです。
色んなカードが合って、あるいは広大なテクノロジーツリーを眺めたりして、かなり楽しかったは楽しかったんですが、また遊びたいかと言われたらちょっと悩んじゃう。
ネタバレのあるゲームな訳じゃないんだけれど、一番面白かった点が加速感や意外性、謎要素等とゲームそのものに対する“発見”的な面が大きかったのです。
プレイ中もゲームに対する皆のつっこみが多くて面白かったので、そういうポジションとして確立されちゃいそうな作品でした。
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