フンギ/Fungiプレイ人数:2人 プレイ時間:30分程度 |
ここはキノコの森。
フライパンとバター、料理酒を持って森に出かけよう。
【ルール要約】
・1列に並んでいる森エリアの中からカードを取るか、自分の鍋にキノコを投げ入れていく。
・森の奥にあるカードを手に入れるためには杖が必要。杖はキノコを売ることで手に入れることができる。
・一定数以上のキノコを鍋に投げ入れると、同時にバターや料理酒なども投げ入れることができる。
・鍋に入っているキノコやバター、料理酒などを数えて、多いほうが勝利。
【感想】
愛おしい2人用ゲーム
カードを集めて、数が揃ったら得点、なんて所に目新しいルールは特にありませんが、
雰囲気重視、可愛らしいテーマ、といったところで僕の心にドストライクなゲームでした。
キノコ、バター、料理酒のカード1枚1枚が素敵で、それを取ったりフライパンに投入したりする1つ1つの行動が、想像力を掻き立ててくれますし、ランチョンマット引いて遊びたくなるような雑貨との調和感があります。
さてさてゲーム内容ですが、相手とのほどほどの絡みがありつつ、計画が立て易く報われやすい遊びやすいゲームになってます。
手札の上限枚数を気にしながら、少ない種類のカードを集めていきたい というのが大まかな目標。
ちょっと新しい要素として、取られなかったカードは腐敗置き場に溜められ、4枚以下なら一気に獲得できるというルールがあり、これが単なるカード獲得に面白い仕掛けを与えています。
相手の揃えてるカードはしっかり覚えていなくても、なんとなーく分かるので、4ターンほど先まで見えている場のカードが今後どう動いていくのかを見て計画を立てていきます。
カードを杖に変えるタイミング、鍋に入れるタイミングなどは勿論、相手がいらなそうなカードをわざと腐敗させて一気に取りに行く作戦・・・などなど上手な調整が必要になりますが、結構タイミングを失敗しても結果的になんとかなる展開が多くて、苦労が報われる感があるゲームな気がします。
うわー全然ダメだー感が少ないというか。終始楽観的に楽しめるので、重さは全く感じませんでした。
物足りない人には物足りないのでしょうか、ほどほどの運:戦略といったところかも。
ただ序盤はなかなか動き辛く、特に1ターン目に出来ることが少ないというのは結構欠点。
初手に杖を1枚ずつ持って始めた方が個人的には好きでした。
でもトータルで見て久々に超絶好みなゲームでした。
ゲームとか関係ないですけど、なんていうかほっこりしますね、お外でお料理というテーマ。もうそれだけで幸せなだけかもしれません。
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