2014年6月3日火曜日

宝石の煌き/Splendor

宝石の煌き/Splendor


宝石の煌き/Splendor


プレイ人数:2-4人
プレイ時間:30-45分程度


煌く宝石を集め、都市に発展をもたらす

【ルール要約】
・宝石を取る(3種or1種2つ)か、発展カードを手札に確保してジョーカーを取る、宝石を払って場か手札から発展カードを自分の前に置くのどれか1つを毎ターン行う

・発展カードには宝石が描かれていて、以降描かれている宝石の分だけ発展カードのコストが安くなる

・発展カードには勝利点が描かれている、また発展カードに描かれている宝石が一定数集まると貴族ボーナス勝利点がもらえる。

・15点勝利点を集めたプレイヤーが出たら、全員のターン数が同じになるようにプレイしてゲーム終了



【感想と評価】

斬新さは無いですが無駄も無い、宝石を集めてカードを取って、また宝石を集めてカードを取る、それの繰り返しなのに何故か満足感があって不思議なゲームです。

内容物はカードと宝石チップだけ。
見た目が派手なボードゲーム好きな僕にはちと物足りないかなぁとか考えていましたが、宝石チップの意外な重量感にクラっときました。宝石を取る時、やっぱりちょっと楽しいです、なんでしょう人間って馬鹿ですね笑

カードを安く取れたり、宝石を上手に集めたりするときに楽しさを感じるタイプのゲームなので、盤面を見て自分の得点経路をなんとなくイメージして、それ通りにぴょんぴょんとカードを獲得できていくと、非常に充実した気持ちに。
めっちゃカード安く取っちゃってるけどいいの!?みたいな。

アイコンやチップの大きさが丁度良く、他のプレイヤーの動向が見やすいので「他のプレイヤーが何したいか見える!」感もすぐ味わえるので、ボドゲ初心者にも楽しみやすいゲームではないでしょうか。

序盤はチュートリアル並にスローですが、途中からガンガンカードを取れるようになっていき加速度的にゲームは収束していくのも、初心者には良いかも。

ゲーム好きの方にはどことなくデジャブを感じるゲームとも捕らえられてしまうかもしれませんが、綺麗にまとめたからといって単調なゲームになっているわけではなく、初期の場のカードや貴族カード、他プレイヤーの動向とキープのタイミングなどで場の流れを上手く掌握できたプレイヤーが強い印象。

綺麗にまとまっていてテーマ性も薄いので癖が無く、誰が遊んでもまず70点くらいの楽しさは確約できるでしょう。
そこから先に行き辛いとは思いますが、遊び終わった後になんとなくもう一度遊びたくなる傑作でした。

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