ザンジバル/ZAMZIBARプレイ人数:3-5人 プレイ時間:45分程度 |
インド洋に浮かぶ島で商人達の、貿易品独占を追体験。
【ルール】
ボード上には香辛料の描かれたマスがいくつもあり、それぞれは道で繋がっています。
また、ボード全体は5つの地域と海に分かれています。
各プレイヤー、カードを2枚ずつ持ってゲームスタート。
カードには、今プレイヤーが抑えるべき地域or香辛料が表記してあり、
このカードを指針としてプレイヤーは行動をしていきます。
毎ターン、プレイヤーは自分の持ちコマを3つまで動かすことができますが、
持ちコマにはそれぞれ数字が書かれており、その数字を越えて動かすことはできません。
また、他のプレイヤーのコマがいる場所に動かしたい場合、
自分のコマが相手のコマより小さな数字を有していれば、相手のコマをどかすことができます。
コマを動かした後、自分のカードに書かれた目標達成を宣言して、カードを補充しターン終了。
抑えた地域、香辛料数によって手に入る得点が異なるので、
宣言せず、次のターン以降に更に大きな目標に向かうのもありです。
10枚ある目標カードを全て達成したプレイヤーが現れたらゲーム終了。
最も多く得点を稼いだプレイヤーが勝利となります。
【感想】
面白いけれど少し単調。
あぁ俺は今生きてるんだなァって感じさせてくれるアフリカテイスト溢れるジャケット。
ザンジバルとはアフリカ東、タンザニアに属する諸島で、香辛料や象牙貿易の拠点でもあった結構重要な場所。
ボードやコマの色使いが派手で、ボードを広げた瞬間からアフリカの世界観に飛び込ませてくれます。
さてさてゲーム内容はカードによって目標が常に変化する陣取り。
他のプレイヤーが目指しているだろう目標を意識しつつ、自分の目標を達成するようにコマを動かします。
数字の小さなコマを重要拠点に置いておくと他のプレイヤーを困らせたりできるので、
直接攻撃では無いのだけれど、お邪魔お邪魔し合いが多く楽しかったです。
ただ、個人的に気になったのが、ゲーム全体に緩急が無いと感じられてしまった点。
順番が違うだけで、ゲームを通して全員の行動はほぼ同じで
ある地域を自分の商人で埋め尽くすか、
ある香辛料を自分の商人で埋め尽くすか、のどちらか。
目標カード10枚といのも少し多く、途中でお腹がいっぱいになってしまいました。
カードの枚数が少なめで、目標にトリッキーな物が交わっていたらもっと面白かったかも、とも思うのです。
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