魔法にかかったみたい/Wie verhext!プレイ人数:3-5人 プレイ時間:60分程度 デザイナー: アンドレアス・ペリカン |
ルール
各ラウンドの最初に、10枚あるアクションカードの中から5枚を選びます。
アクションは非常にシンプルで
・材料を手に入れる
・薬を調合する
・金を手に入れたり、材料に変えたり
・ほかのプレイヤーの金を盗んだり、材料を盗んだり
などなど。
全てのカードには"アクション"と"支持"の2つのアクションがありどちらを使うか選ぶことができますが、
手番プレイヤーのみ、"アクション"の使用が絶対になっています。
手番プレイヤーがカードをプレイしたら、時計回りに他のプレイヤーが”同じカード”を持っているかいないかの判定が行われます。
誰かがカードを持ってい、"支持"を使うと宣言した場合、そのプレイヤーは即座に"支持"を行います。
誰かがカードを持っていて"アクション"を使うと宣言したら、その前に"アクション"を使うと宣言していたプレイヤーのカードは捨て山へ。
つまり、"支持"は弱いけれど必ず実行でき、"アクション"は強いけれど、自分より後ろのプレイヤーが"アクション"を使うかを見極めないといけないのです。
(強)アクションを使用したプレイヤーが次の手番プレイヤーとなりゲームは続きます。
全員が5枚カードを使ったらラウンド終了、また次のカードを選んで・・・という具合です。
感想と評価
目標は魔法の薬に必要な材料を集めて、調合カードを使って作るだけ。
材料も、基本的には材料カードを行って得るだけ。
・・・ととってもシンプル、だけど2つのルールがこのゲームを謀略渦巻く名作へと昇華させています。
1つはそのラウンドで選ぶアクション5つを、全員事前に決めていないといけないこと。
そしてもう1つは、他のプレイヤーとできるだけ被らないように、アクションを選ばないといけないこと。
考え方はいたってシンプルながら、他のプレイヤーの行動や性格などが大きく絡んでくるゲームで、針の穴を通すように最善を取りに行くか、60点の手札で攻めていくか、などそのターン毎の戦略を考えるのがとても楽しいです。
また、カードを使う順番によって自分が得られる物が大きく変わってしまうので、敢えて自分が必要ないカードを序盤に使って周りを妨害したり、手番順を上手にコントロールしたりと、実際にカードを使うフェイズになってからの戦略の幅が広いのも良いですね。
そしてゲーム中は、自然と「あれ選んでくださいね期待してます!」とか「持ってるわけないでしょードヒャー」みたいな言葉が溢れてきて、ドラマが起きたり、お約束みたいな展開に笑ってしまったりと、エンターテイメントのような“楽しさ”が生まれるようなゲームになってます。
日本語訳が無くても、カードのアイコンで効果はすぐに覚えられるので、初心者さんでも比較的楽しめるゲームだと思います。
ただ人数が少ないと単なるバッティングゲームになってしまうので、カード使用時の駆け引きが面白くなる5人で遊ぶのをおすすめします!
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