カナリア諸島/Islas Canariesプレイ人数2-5人 プレイ時間:45分程度 |
どんな場所なら貴方は住みたい?
【ルール要約】
・各プレイヤーは自分の島ボードを取り、カードを5枚ずつ受け取る
・開拓者カードを1枚使って家に建物を建てるか、カードを3枚補充したらターン終了。カードを1枚未来の開拓者として船に送り込む。
・家を建てられる場所は開拓者の希望優先順位が高い場所に決まる。海の側とか、青い色の家であるとか、希望はそれぞれ。
・プレイヤー全員が行動したらラウンド終了。ラウンド終了時には新たな開拓者がやってきて、その開拓者が望む場所を最も多く用意しているプレイヤーの島にやってきて家が建つ。
・同じ種類の家が集まると特殊能力を持った特権が手に入る。家を集めて邸宅にしたり、街にしたりして勝利点を稼いでいく。
【感想と評価】
カナリア諸島で、自分の土地に開拓者を誘致するゲーム。
自分の手札からカードを選んで家を建てる。
そして、今この開拓者が来たら確実に我が島に来てくれるだろうなぁというカードを未来の開拓者として船に送り込む。
この2つを繰り返して自分の島をどんどん賑やかにしていくのですが、考え方が分かりやすくて遊びやすい印象を受けました。
他のプレイヤーの島と自分の島を見比べて魅力を伸ばしていけるので、開拓者が自分の島に来てくれるとかなり嬉しい。
もっとも、大抵は自分で送り込んだ開拓者だったりするのですが笑
コマが立体的なので見た目も豪華で、島が賑わっていく過程は楽しいです。ただ家→邸宅→とコマがランクアップしていくのに街になるとタイルになってしまうのは少々残念。
カードの見た目がパッと見とごちゃっとしてるのでルール説明で躓くかなと思えましたが、『開拓者がどんな場所に住みたくて、この島にはどんな土地があるか』という設定に沿って説明ができるので、割と伝えやすいのも良いポイント。
どこに家を建てなければいけないか、新たな開拓者達がどの島を選んでどこに住むかの判定も、1人しっかりとルールが分かっているプレイヤーがいればスムーズに進められるので、見た目も相まって初ボドゲに結構良いかもなぁと思ってます。
直接殴り合っているわけではないけれど、常に相手の島と自分の島という意識を持てて皆で遊んでいる感があるのもグッドです。
それでいて60分ゲーの枠に収まっている。繰り返し何度も遊ぶタイプのゲームではありませんが、非常に良いゲームじゃないでしょうか。
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