コンセプト/CONCEPT【6/3追記】プレイ人数:4-12人 プレイ時間:20-30分程度 |
【ルール要約】
・お題を出すプレイヤー2人を選び、カードをそのプレイヤー達だけ見ます。2人は協力をして他のプレイヤーにそのお題を伝えようとします
・ボードには、【植物】【形】【感情】【色】など、コンセプトをイメージさせるような絵が多く描かれています。
・お題が持つメインコンセプトに緑の大きなコマを置き、それを補助する役割で小さな緑コマを置いていきます。
・複数のコンセプトが絡み合う物を表したい場合、他の色を用いてサブコンセプトを表現することができます。
・当てたプレイヤーが2点、伝えたプレイヤー2人は1点ずつを得ます。
(ルールはプレイヤー間の間でかなり自由に決められると思います。
制限時間制にしても良いし、チームプレイにしなくてももちろん楽しめます。)
【感想と評価】
物や人物のコンセプトを示すことで相手に伝えるゲーム。
わいわいコミュニケーションを取りながら事や物の要素を上手く表現するという意味では、創作しないお絵かきゲームと言ったところ。
コマを置くだけで伝える、と聞くと始めは難しそうだなぁと思うのですが、イラストが非常に良く出来ていて、どんな物でも組み合わせである程度は表現できるようになっていて、
例えばお題が 印鑑 だったら
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メインコンセプト:円筒 赤 下向きの移動 (印鑑そのものをイメージ)サブコンセプト:建物 お金 紙 (銀行や会社などでの使用をイメージ)
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と、このように要素を組み合わせて表します。
基本的なルールではチームプレイなので、独りよがりなコンセプトになり辛く、2人合わって良い感じに尖った部分が修正された上手い表現になりやすい点も面白い!
お題を表現する側も当てる側も、少しずつ形にしていくor読み取っていくもどかしさから、正解が出て一気に訪れる爽快感までをセットに、非常に病み付きになるゲームでした。
さて今回遊んだのはホビージャパンから出る予定の日本語版。ちゃんと日本人向けのお題にちゃんと変えられています。
お題は初級中級上級とあり数も多く揃っていますが、お絵かきゲームよりテンポが速いので、結構早く見たことあるお題が増えてしまわないか少し心配かも。
(数えたら330×3のお題がありました、普通に遊ぶ分には十分そうです)
それにしても、ボードとコマだけで盤上にこれだけの世界を表現できるゲームは他に無いと思うので、斬新という言葉が当てはまるなぁと思います。新しいボードゲームを思いつく方々には本当に脱帽です!
何回か遊んでみて思ったんだけれど、中級からお題カードに映画とか本のタイトルが一気に増えるのはちょっと減点ですね。
ノルウェイの森とか、サウンドオブサイレンスとか、表しやすさが中級というより、知識的に中級みたいな感じになってしまっている気が。
今日引いたカードがたまたまそれが多かっただけかもしれないけど、どうしようも無いの引くと結構辛いです。
ゲームとして楽しむか、コミュニケーションツールとして楽しむかというところ、なのかな。
でもやっぱり面白いんで点数はそのままで!
日本語版、7月発売決定だそうです。
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