アウグスブルク/Augsburg 1520
プレイ人数:2-5人プレイ時間:60分程度
ボードゲームに少し慣れた人へ, 競り要素あり,
16世紀、貴族たちが権力を持つ時代、プレイヤーは商人ヤコブフッガーとなって、
貴族にお金を貸し付けることによって権力と名声を手に入れていきます。
【ルール】
ゲーム開始と同時に貴族への貸付証が配られ、まずこれを所持金で買っていきます。
貸付証には1~17のどれかの数字が書かれており、17が最も高く、数字が低いほど安くなっています。
この貴族への貸付証を用いて5回競りを行います。
前半4回の競りでは、それぞれ違う色のカードを用います。
各プレイヤーは競りに参加するか否かを宣言していきますが、この際競りに仕様するカードの枚数を釣り上げることができます。
競りは一斉公開で、最も大きな数のカードを出していたプレイヤーが勝利となります。
ただし、ある程度カードを持っていないと競りにすら参加できないため、
バランスが重要となってきます。
最後1回の競りは、全てのカードを使って参加することができます。
競りに勝つと、毎ラウンド得られるお金、勝利点、購入可能な貸付証のどれかのランクをあげられる特権が2つもらえます。
勝利点はゲームを勝つ上で非常に重要ですが、
途中特権を放棄して教会や宮殿を建てないと、勝利点は25点もしくは45点で強制ストップしてしまいます。
この教会や宮殿の値段は早く買えば買うほど高く、タイミングが難しいものとなっています。
人数によって異なるラウンド数やったらゲーム終了、最も勝利点が高いプレイヤーが勝利です。
勝負の賭けどころが難しいゲーム
中世を舞台とした変則的な競りゲーム。
ルールでは飛ばしましたが特権で得られるタイルに少し特殊な物や追加ルールがあり、
若干ごちゃごちゃしてますが、カードを買って競りに使う ただそれだけのシンプルといえばシンプルなゲーム。
競りはカードの枚数が足りてないと参加できないため、
狙いどころを絞って勝負をかけていく必要がありますが、
他のプレイヤーと手に入れた貸付証がかぶっていないと、あっさり獲得できてしまうという事態もあり、配られるカードに運の要素がかなり入っているかなぁとも思ってしまいました。
競り自体はそんなに好きでは無いですが、教会や宮殿の縛りによる攻めるタイミングを競った駆け引きはゲーム全体を単調なものにしない良いアクセントだと思います。
基本的にラウンド毎にやってることは同じなのに、序盤と終盤での感じが全く異なってくる感覚は好きですね。
あまり手に入りにくそうなゲームですが、歴史を再現し、運と戦略のバランスがザ・ドイツゲームなので、遊べる機会があったら是非遊んでみてください。
ボードゲーム記事一覧へ戻る中世を舞台とした変則的な競りゲーム。
ルールでは飛ばしましたが特権で得られるタイルに少し特殊な物や追加ルールがあり、
若干ごちゃごちゃしてますが、カードを買って競りに使う ただそれだけのシンプルといえばシンプルなゲーム。
競りはカードの枚数が足りてないと参加できないため、
狙いどころを絞って勝負をかけていく必要がありますが、
他のプレイヤーと手に入れた貸付証がかぶっていないと、あっさり獲得できてしまうという事態もあり、配られるカードに運の要素がかなり入っているかなぁとも思ってしまいました。
競り自体はそんなに好きでは無いですが、教会や宮殿の縛りによる攻めるタイミングを競った駆け引きはゲーム全体を単調なものにしない良いアクセントだと思います。
基本的にラウンド毎にやってることは同じなのに、序盤と終盤での感じが全く異なってくる感覚は好きですね。
あまり手に入りにくそうなゲームですが、歴史を再現し、運と戦略のバランスがザ・ドイツゲームなので、遊べる機会があったら是非遊んでみてください。
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