2014年2月23日日曜日

ムガル/MOGUL


ムガル/MOGUL

【2014/2/23追記】
プレイ人数:3~6人
プレイ時間:40分程度


ボードゲームに少し慣れた人へ, 多人数おすすめ, 競り要素あり,

暴落を避けて投資を成功させよう

各プレイヤー6枚のチップと茶色い株カードを持ってスタート。
ラウンドが始まったら、まずカードを1枚めくります。

めくったカードに対応する色のカードを持っている人は1枚につき1点もらえます。

次に、その株カードの売り買いに関する競りを行います。
各プレイヤーは自分に番が周ってきたら、

・チップを1枚カードの上に乗っける
・カードの上のチップを全て取り、降りる

のどちらかを選択をし、一人残るまで続けます。

最後まで残った人は
・カードを獲得する
・カードの枠の色のカードを売る
のどちらかを行い、最後から二番目のプレイヤーが残った行動を行います。

カードを獲得する場合、自分の前に並べます。
カードを売る場合、一枚につき場にあるその色のカードの枚数分得点を得ることができます。

これを、下から四枚の中に混ぜられた大暴落カードが出るまで続け、
最も得点が多い人が勝利します。

なお、ゲーム中には借金をすることができます。
競りの前に自分の点を二点減らすことで、二円に変えることができます。





感覚はわかりづらいけれど面白い


ルールは結構シンプルなのですが、一つ一つの行動について、後に得になるのか損になるのかということを冷静に分析しないといけないゲームであるため、
コンポーネントの量にしては、ある程度ボードゲームに慣れた人向けであるという印象。

また、カードの中の色と枠の色の区別が分かりにくいため、
説明にも初めは少し戸惑います。

枚数が多いカードは皆売りたいわけで、当然所持チップの駆け引きが生まれますし、
暴落のタイミングに運要素が含まれているため、紙切れになるかならないかのギリギリの勝負をしかけたりすることができるなど、
最初から最後まで静かな情報戦と駆け引きに飛んだ渋い面白さがあるゲームのように感じます。

ちなみに借金システムは使いドコロを良く考えないとただただ弱い行動となってしまうので、
ルール的に完全にミスリードな気がしますが、現実世界で株に向いているか向いていないかがよく炙り出されるゲームでもあるかもしれません。

【2014/2/23追記】

ルールさえ知っていれば、サッと取り出してすぐ遊べて良いですね。
荷物の隙間と時間の隙間に丁度フィットするので、遊ぶときはとりあえず入れておけば良い感。

それはそうと、パッケージ絵に鉄道がドーンと描いてあるのに、
ゲームでは名前以外で鉄道がほとんど出てこない点は個人的にマイナスに感じます。
ジャケ買いする人はそうそういないんでしょうが、これ絵だけ見たら期待しちゃいそう。

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