2014年11月23日日曜日

ポテトマン/Potato Man


ポテトマン/Potato Man

ポテトマン/Potato Man


プレイ人数:2-5人
プレイ時間:15-30分程度
デザイナー: ギュンター・ブルクハルト/ウォルフガング・A・リーマン



助けてポテトマーン!

【ルール】


スタートプレイヤーの人からカードを1枚ずつ出していくのですが、既に出された色と同じ色は出せません。
全員がカードを出したとき、最も大きな数字を出したプレイヤーが、自分が出した色に対応する得点カードを貰う事ができます。

色は4色あり、黄色や緑は数字が小さいけれど得点が大きく、青や赤は数字が大きい分得点が小さいといった違いがあります。
また、対応する色の得点カードが無い場合は無条件で5点もらう事ができます。

赤の16-18は敵カード、黄色の1-3はポテトマンカードで、この両者が場に揃うと強制的に黄色の勝利となります。

また、カードを出す事ができないプレイヤーが出た瞬間に、ラウンドは終了となります。

【評価と感想】

総合点 8/10
メンバー依存度:4/5
運要素:4/5

良い意味で実にくだらないゲーム、力が抜けているというか、脱力系というか。
ただゲームとしてはしっかりとしていて、通常のトリックテイキングゲームよりルールが分かりやすく、色毎の特徴、ポテトマンカードなど"他人を縛る""勝負に出る"といった要点に気づきやすい作りになっていると思います。

そして個人的にお気に入りが強制終了のルール。

よし、そろそろ強いカード出していくかなー、なんて思った時に「ありません」で唐突に終わってしまったり、今終わったら勝てる勝てる!なんてラウンドに限って奇跡のように最後までカードが回ったり。
皆がこのルールを頭の片隅に入れてプレイするので、ゲーム全体の盛り上げとグダグダにならない引き締めに一役買ってます。

ただこの突飛なルールから、戦略的なカードゲームというより、ノイとかインフェルノみたいなドラマチックさを提供してくれる位置付けのゲームかな、と感じました。

独特な存在感を持つカードゲームとして、自分の中では定番化しつつあります。

ちなみにオススメは4人か5人。3人で遊ぶ場合はカードを抜くようにしましょう。
Potato Man: 66 Blatt 56 x 87 mmPotato Man: 66 Blatt 56 x 87 mm

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