2013年11月24日日曜日

シトラス/Citrus【感想のみ】


シトラス/Citrus

シトラス/Citrus

(2013.11.25 追記)
プレイ人数:2-5人
プレイ時間:60分程度

フィンカから伸びる農園に育つ果実達
収穫の季節が近づいてきたようです



ボードは農園市場とメインボードの2つ。
プレイヤーがターンにできることは
市場で農園を購入
収穫して収入
のどちらか。

ゲームボードにはいくつかのフィンカ(スペイン語で農場)があり、そのフィンカから伸びるように購入した農園を配置していきます。

5色ある農園のうち、フィンカに道が通じてる色の農園は置けない、
他のプレイヤーと同じ色の農園には繋げられない、
収穫済みの農園とつなげる際は、今伸ばしている農園の方が大きいことが必要

などいくつかの条件はありますが、全体的に直観的に理解できる感じ。
その後自分の手元から作業員を配置します。

農園を買いたいけれどお金がない場合は、収穫を行います。
配置した作業員を回収することによって勝利点とお金を手に入れることができます。
手元には当初5人の作業員がいるのですが、
回収を行った時に手元にいる作業員が多いほど収入が増えます。

フィンカの周りが埋まると、フィンカの周りに大きい農園を置いているプレイヤーにはボーナス点が。
農園タイルが全部置き終わるとゲーム終了で、経営してる農園の大きさに応じて得点が入ります。


場に出てる作業員が多すぎると収入が厳しいけれど、
広い農園を確保して上記のボーナス点も稼ぎたい。
収入、農園拡大、得点の相互に絡み合ったシステムが面白く、
どうバランスを取って経営していくかを考えるのがとっても楽しいです。

また上記の農園配置の際のパズル的なルールにも良い意味で悩まされることが多く、
どうやってこっそりフィンカボーナスをもらっちゃおうかなーとか、
他のプレイヤーを出し抜く置き方を見つけられるのも分かりやすくて良いです。

目新しいシステムも無いけれど、
無駄な要素が削ぎ落とされすっきりとしたゲームシステム。
それでいてテーマとの融合性も高いので、60分みっちりのめりこんで遊べたゲームでした。

(13/11/25追記)
ボードの裏面が少し狭めなショートゲームになっていたので、3人でショートゲームしてみました。
といってもプレイ時間はそこまで大きく変わらず。

このゲーム、農園を置いたときに特殊能力が使えるタイルがもらえることがあるんだけれども、
その中に、拾った瞬間得点になるっていう少し強めのタイルが混ざっていたのです。
ショートゲームだとフィールドが狭くなったので、それらを除外して遊んでみました。
運の要素で納得がいかない部分が減ったので個人的には良い感じでした。

4人だったら確かに通常ルールだけれど、3人以下だったらショートゲームでも全然みっちり遊べて楽しいと思います。

ボードゲームショップリンクへ

ボードゲーム記事一覧へ戻る