2012年11月27日火曜日

K2




K2

K2



プレイ人数:1-5数
プレイ時間:40 分程度

2人で楽しめる, 2人で遊ぶのにおすすめ, 初めて遊ぶのにおすすめ,

世界で最も厳しい山 K2、命をかけてこの山に挑む2人の登山家を、
無事頂上へと進めましょう。

各プレイヤーは自分のコマを2つスタート地点に置き、
自分専用の山札と適応力を表すボード、テントを2つ持って登山を始めます。

適応力が書かれているボードには1~10の値が書いてあり、
毎ラウンド7以上ある場合は6に戻されます。
そして、この適応力がラウンド終了時に0になってしまうと、
その登山家は倒れてしまい、もう動かすことはできなくなります。

手札は6枚で、毎ラウンドその中から3枚を選んで自分の前に伏せます。
カードには適応力を上げるものと、移動力の2種類があり、0~3の値が書いてあります。

伏せたカードは全員同時に公開し、移動力の合計値が最も大きいプレイヤーはリスクトークンを一つ取ります。
リスクは移動や回復に使うカードに書かれている値を減らしてしまいます。

その後、順番に移動と回復を行います。

また、自分のターンには、自分の居場所によって異なるコストを支払うことでテントを張ることもできます。
テントを張ることによって、ラウンドの終了時に適応力を回復させることができます。


ラウンド終了時に全員自分の居場所に依る適応力の増減を行います。
この時、天候によっては追加で適応力の現象が発生することもあります。

全部で18ターン行ったらゲーム終了です。
自分が到達した場所に応じた得点が入りますが、
倒れてしまった登山家に関しては1点しか得ることができません。





リアル感のある面白さ



<ここが楽しい>

山の厳しさを教えてくれるゲームです。
早く登ろうとすればそれだけリスクを負いますし、
天候を読みつつ計画的に進んで行かないと、雪山の中で一切動けなくなってしまい、
途中で詰んでしまうというリアル感。

それだけに山頂に到達できた時の喜びも一入であり、
同時に倒れてしまった時の悔しさもまた一興です。

山頂まで辿り着いた際の得点が高いので、
1位を狙う場合は山頂まで行くことはかなり必須となりますが、
山頂に近づけば近づくほどマスに止まれる人の数も限られてしまうため、
時機を読んでリスクを負いつつ一気に登る必要がある点も面白いところです。

季節を変えたり、上級ルールを取り入れたりすることで難易度を自由に変えられるため、
遊ぶメンバーによってプレイ感を変えられるのもいいところ。



<要注意ポイント>

ルールが簡単なので、初心者にもオススメできますが、
一応ゲームからリムーブされてしまう可能性もあるということを考慮した上で遊んでください。


<その他>

実際に登山をした経験なんて日帰り高尾山ぐらいしか無いのでなんとも言えませんが、
雪山を制覇するのは大変なんだなぁという小学生並の感想を覚えました。

頂上まで到達できた時は、ゲームとはいえ感動を覚えます。
時機を読めずにそのまま倒れてしまったプレイヤーもいましたが、
頂上まで行けたのできっと満足してゲームを終えたことでしょう。



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