2012年10月22日月曜日

ボードゲームと雰囲気

ボードゲームと雰囲気

昔、ボードゲームをやったことのない友達と ”髑髏と薔薇” をやったときに、


「これ、紙とペンがあればすぐ作れるんじゃない?」


と言われたことがあります。






そう言われればそうなのですが、
おそらく髑髏と薔薇をペラペラの紙を使って遊んでも楽しくないと思うのです。



ボードゲームはデザイナーによる一つの作品です。

ゲームのシステムとアートワーク・材質・ガジェットによってデフォルメされたテーマを再現することによって、
僕たちが生涯経験すらできないような事も、指先と脳によって体験させてくれるのです。



つまりボードゲームに僕たちが求めているものはゲームシステムだけでなく、
テーマが持つ雰囲気の疑似的な体感でもあります。
イラストやコンポーネント(内容物)が無ければ、僕たちがゲーム中で行う動作は全て意味の無いものとなり、繰り返し遊ぶこともおそらくは興味を惹かれることすらも無いでしょう。



しかしながら純粋なるアートと異なり、ボードゲームは大衆向けに作られた商品でもあります。
そのためコストカットによる作品の質の妥協というものは、ある程度必要となるものです。

もちろん作品のデザインは、無駄が省かれた洗練されたものではあるのですが、
自分なりのアレンジをすることによって、作品による体験は更に素敵なものに変わるかもしれません。



そこで今回は、
ボードゲームが好きすぎる方たちによるゲームの雰囲気にあったアレンジを紹介していこうと思います。


取り上げるのはルアーブル


チップが非常に多いこのゲーム。
通常だとそれらチップをボード上に直接置かなければならないため、混ざりがちです。


100均で売られているようなタッパーなどを用いて利便性を図るのがよくある手段ですが、
せっかくならばそこに雰囲気を求めてみようということで、

紙で容器を自作
丸い木箱
おしゃれなバケツ


などなど工夫を凝らして便利かつオシャレに楽しんでいらっしゃるみたい。

中でもバケツの容器はおしゃれだから是非真似してみたいところです。



一方で、利便性関係無しに雰囲気を出すために人や船を3Dで作っちゃってるお方も。
中には船がアヒルさんボートの人もいて、こうなるとゲームのテーマが全く変わっちゃうのではとも思いますが。




大仰なことを言った割に今回は5つの紹介に止まりました。

こんな感じで今後も単発で面白いor素敵なアレンジを紹介していこうと思います!
それでは。

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